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2024年11月15日

■M2の磯島 啓吾君(ヒューマンモデリンググループ)が以下の国際学会発表を行いました.ごくろうさまでした!

Development of fall prevention training device that can provide external disturbance to the ankle with pneumatic gel muscles (PGM) while walking
磯島啓吾, 多田充徳, 前田慶明, 田城翼, 有馬知志,長尾拓海,田村佑樹,栗田雄一
Asia Haptics 2024, Sunway University, Malaysia, 28-30th October 2024.

2024年11月8日

■以下の論文がIEEE XploreのEarly Accessに掲載されました.

185. Epileptic seizure detection using a recurrent neural network with temporal features derived from a scale mixture EEG model
Akira Furui, Ryota Onishi, Tomoyuki Akiyama, and Toshio Tsuji
IEEE Access, Digital Object Identifier:10.1109/ACCESS.2024.3487637, Date of Publication: 29 October 2024 (Early Access, SCI, IF=3.4)
URL: https://ieeexplore.ieee.org/document/10737339
PDF: https://ieeexplore.ieee.org/stamp/stamp.jsp?tp=&arnumber=10737339

2024年11月1日

■以下の論文が掲載されました.この論文は生体システム論研究室(MEグループ)博士課程後期修了生の岡原 重幸先生(純真学園大学 保健医療学部医療工学科,教授,博士(工学))を中心に進めているスマート人工心肺研究会の研究成果で,この論文誌”ASAIO Journal”はWeb of Scienceの”TRANSPLANTATION”というカテゴリーのQ1ジャーナル(Journal Citation Indicatorによるランキング)です.おめでとうございます!

180. Correlation Analysis Between Echinocytosis Stages and Blood Viscosity During Oxygenator Perfusion: An In Vitro Study
Shigeyuki Okahara, Satoshi Miyamoto, Zu Soh, Masaru Yoshino, Hidenobu Takahashi, Hideshi Itoh, and Toshio Tsuji
ASAIO Journal, 70(11), pp.938-945, DOI: 10.1097/MAT.0000000000002214, November 2024.  (SCI, IF=3.1)
URL:https://journals.lww.com/asaiojournal/abstract/2024/11000/correlation_analysis_between_echinocytosis_stages.4.aspx

2024年10月25日

■以下の論文が掲載決定になりました.この論文は岡山大学の秋山 倫之先生(医歯薬学域准教授,診療副科長,てんかんセンター副センター長,医局長)との共同研究の成果で,古居 彬先生が博士課程前期修了生の大西 亮太君(筋電グループ)の修士研究の一部を発展させ論文化したものです.おめでとうございます!

Epileptic seizure detection using a recurrent neural network with temporal features derived from a scale mixture EEG model
Akira Furui, Ryota Onishi, Tomoyuki Akiyama, and Toshio Tsuji
IEEE Access(accepted, SCI, IF=3.4)

コラム

第745回 卒業アルバム用写真撮影2024

2024.11.15

2024年11月15日に卒業アルバム用の写真撮影を行いました.2025年3月発行予定の広島大学卒業アルバムには,研究室の集合写真,個人写真などが掲載される予定です.

卒業/修了の季節が近づいてきたことを感じさせるイベントでした.幹事を務めてくれたB4の松原 正裕君,ごくろうさまでした!

#卒業アルバム「研究室紹介」コーナーが掲載されるかどうか未定ですが,生体システム論研究室の紹介を以下に記載しておきます.

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生体システム論研究室
広島大学 大学院先進理工系科学研究科 電気システム制御プログラム

◆研究室紹介:
進化のプロセスを通じて自然界に育まれた生体には,現在の工学技術では実現できないような極めて巧みで高度な生体機能が備わっています.生体システム論研究室では,生体機能の秘密に迫るというサイエンティストの目と人間の役に立つ機械を開発するというエンジニアの目という2つの目で,生体機能の特徴にもとづく新たなシステムやアルゴリズムの開発に取り組んでいます.

◆研究室の歴史:
生体システム論研究室は辻 敏夫教授が2002年4月1日に着任してからその活動を開始し,現在は辻 敏夫教授,栗田 雄一教授,曽 智准教授の教員3名と,本研究室修了生の平野 陽豊講師(藤田医科大),古居 彬准教授(広島大学 大学院先進理工系科学研究科 情報科学プログラム)の協力のもと教育研究活動を行っています.
2024年度の研究室メンバーは教員3名,協力教員2名,研究員3名,秘書3名,博士課程後期9名,博士課程前期25名,学部4年生14名,研究生1名,インターンシップ生2名で,2023年度までの卒業生・修了生は学部卒業生208名,博士課程前期修了生205名,博士課程後期修了生40名で,博士学位取得者は43名に上ります.
研究室ホームページ:https://bsys.hiroshima-u.ac.jp/
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第744回 広島大学の名講義2024

2024.11.08

広島大学工学部では,各学期の終了時に受講生に対して授業改善アンケートを実施しています.2008年度後期からこの授業改善アンケートに,
「この講義を広島大学の名講義として推薦しますか」
という項目が設けられ,回答結果から毎期上位10科目程度が『広島大学の名講義』として選出されウェブサイトで公表されています(ただし,演習や実習,受講者の少ない講義は除く).
 https://www.hiroshima-u.ac.jp/eng/faculty/f_education/f_lecture

先日,2024年度前期のアンケート結果が公表され,「生体電気工学」が「広島大学の名講義」として選出されました.
https://www.hiroshima-u.ac.jp/eng/s_lecture2024

以下に過去の受賞歴をまとめておきます.今後も,研究や学問に対するモチベーションを高めるような講義を目指していければと思います.

■広島大学の名講義(工学部)受賞歴

2009年度前期:回路理論II(辻 敏夫)
(2010年度以降,「回路理論II」は担当者変更)
2010年度前期:人間工学(辻 敏夫)
(2011年度以降,「人間工学」は「生体システム工学」に名称変更)
2011年度前期:生体システム工学(辻 敏夫)
2012年度前期:生体システム工学(辻 敏夫)
(2013年度前期の「生体システム工学」は開講せず)
2014年度前期:生体システム工学(辻 敏夫)
2015年度前期:生体システム工学(辻 敏夫)
2016年度前期:生体システム工学(辻 敏夫)
(2017年度以降,「生体システム工学」は「生体電気工学」に名称変更)
2018年度前期:生体電気工学(辻 敏夫)
2019年度前期:生体電気工学(辻 敏夫)
(2020年度前期はコロナ禍で中止)
2021年度前期:生体電気工学(辻 敏夫)
2021年度前期:生体電気工学(辻 敏夫)
2022年度前期:生体電気工学(辻 敏夫)
(2023年度前期は録画配信講義)
2024年度前期:生体電気工学(辻 敏夫)

第743回 2024年度広島大学オープンキャンパス開催報告(その2)

2024.11.01

先週に続いてオープンキャンパス2024の第2日目の総括です.

2日目も初日と同様,よくオーガナイズされた一日だったと思います.見学者の感想も良いコメントが多く,またアンケートも得票率が高く,よかったです.

全体の取りまとめをしてくれた城明 舜磨君,竹田 悠真君,各グループリーダーのみなさん,そして協力してくれた各グループメンバーの皆さんに感謝します.2024年度のオープンキャンパス,おつかれさまでした!

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■オープンキャンパス第2日目

ヒューマンモデリンググループの竹田です.本日はオープンキャンパスにおける研究室公開2日目の実施にご協力いただき誠にありがとうございました.

2日目はヒューマンモデリンググループがデモを行い,約70人にご来客いただきました.前日より多くの皆様にご来研いただけましたが、説明や質問の時間は十分とれたため、学校・研究室の魅力を十分に伝えられたと思います.昨日の申し送り事項も大変参考になり、円滑な進行をすることができました。ありがとうございました。
デモ担当者,案内係の方は長時間大変お疲れさまでした.

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以下,本日のアンケート結果です.
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●満足度
人工筋デモ 82%
建機シミュレーターデモ 78%
体操アプリデモ 80%

●自由コメント欄にいただいたご意見・感想

・人工筋デモについて
- 実際に使ってみたい
- 筋肉にシステムがはたらくのはおもしろいと思った
- 脳から指示が出せるようになれば全身麻痺患者が動けるようになるのかな? と思いました
- 収縮の力が強くて驚いた
- 人間の筋肉を人口筋肉で補助できるのがすごいと思った。
- ロボットみたいなのを想像したが案外コンパクトでびっくりした
- いろんなことに役立ちそうなものを作っていた
- 普段体験しないことがあって興味深かったです。
- 高齢者の歩行などを助けれるのは素晴らしいと思った
- 空気を使っているのが面白かったです。 人工筋肉と聞いてパワードスーツとか大きいのを想像したのですが、ずっと軽くて使い勝手が良さそうだなと感じました。
- テレビでしか見たことがなかったので実際に触ることができて楽しかった。
- 実際に動くことができているのかすごいと思ったしかなり力強くて驚いた
- 空気を入れるか入れないかだけで、コントロールするのがすごいなと思いました
- 質問した際に丁寧に答えていただいて、知りたいことを知ることができた
- それを身につけて重いものを持ちたい
- 実際につけてみたいと思いました。
- 取り付けが簡単で現場でとても使いやすいと思った。
- 空気圧を使ったサポートの発想がすごいなと思いました。
- 1番興味がある。
- 思ったより強い力で驚きました。
- いろんな動きをサポートできる機械があって面白かった
- 体のことにも興味があったのでめっちゃいいと思った
- よくテレビで、聞いたことがあったのですが人工筋肉の力があってびっくりしました!!
- 必ず将来必要になってくると思いました
- 自分が作ってみたいと思っているものに活かせそうだなと思った。
- 軽さとの戦いの部分もあるんだなと思った
- 空気を送り込むことで筋肉の収縮の手助けになるという視点が面白かった。
- 自分の動きを操れるのはとても面白いと感じました。
- 手足が不自由な人にとっては良い機会だと思った。
- これからの社会に役立つ技術だと感じました。
- 医学と機械学を掛け合わせた研究がおもしろかった。

・建機シミュレーターデモについて
- 遅延を無くす方法を知りたいと思った。
- 働く人の環境を考えた研究はいいと感じた
- 課題はいっぱいあるけど解決できたら農家の人の負担が減る
- いろんな課題があるけど面白いと思った
- 労働者に寄り添った働き方ですごくいいと思いました
- 機械かっこよくて見てて楽しかったです。 重機の操作が遠隔で出来るのめちゃくちゃ夢があって面白そうだと思いました。シュミレーター自体がめちゃくちゃかっこよくて楽しかったです。
- これからの建設業界において主流になりそうだと思いました。
- 遠隔で操縦できるというところがとても素晴らしく、興味を持つことが出来たが実用化にはまだ課題が残っているということがわかり、早く課題が解決されて色々なところで見れるようになるのを楽しみにして待ちたい
- 遠隔で操作する技術がすごいなと思いました
- 操作の体験をさせていただいて、貴重な体験をすることができた
- VRに近い存在でとても興味深いと感じました。
- ショベルカーの遠隔操作が正確に行えたら、不慮の労働事故もへるかもしれないと思いました
- 実用したらいいなと思う。
- 難しかったです。本物を動かす前に慣れておくのが大切だと思います。
- ショベルを動かすのを見るのが面白かった
- 世の中役に立つ研究でとても感動しました
- 距離感が難しいという所を除いたらすごいことに挑戦しているなーと思いました。
- 遠隔の便利さを知ることが出来ました
- 実用したら便利さがかなり上がるものだと思った。
- 実際にレバーを用意して操作のシミュレーションができるんだなと思った
- テレビで見たことがあったが、実際に見てみるとより難しそうで興味が湧いた。
- 操縦は難しかったのですが、ゲーム感覚で楽しかったです。デメリットもあるのでその向き合い方が気になります。
- メリットとデメリット両方あるので面白いと思った
- 危険な場所での任務が容易に遂行できると、良いと思いました
- いろんな事業に活用できそうだと思った。

・体操アプリデモ
- AIと電気的なのどちらもある研究が魅力的に思った
- 僕も課題研究でアプリ作りをしているので面白かった
- 高齢者に対していい体操だと思った
- スマホ一台で高齢者のための運動ができるアプリでいいと思いました
- 分かりやすくて良いアプリだなと思いました。56種から個人に合わせて体操の内容が変わるようになったり、わかりやすく見本が出るのも続けやすそうだなと思いました。
- ゲームみたいで楽しくできそうだと思いました。
- 間違えた動きを判定することができるプログラムがすごいなと思いました
- どこで活用されているかなど知りたい情報を知ることができた
- どうやって体の部位を判別しているのか気になった
- アプリについてもう少し紹介してほしいと思いました。
- 説明がわかりやすかったです
- 体操アプリ面白そうでした。
- アプリを作るまでに色々な試行錯誤や改善、工夫が見られて良いと思った
- 実用化して欲しい。
- 挙手が決定ボタン代わりになっているので、わかりやすいと思う。
- カメラで骨格や関節の動きを捉えていてすごかったです
- アプリ開発めっちゃいいなって思った
- 場所取りそうだなと思いました。
- 将来使おうと思います
- すでにリリースされているような出来でこういうのも作れるんだと思った。
- これからの未来に需要が生まれるようなアプリだと思った
- これから需要がさらに高まっていくと予想できる介護についての研究だが、運動を促すという工学部ならではの研究で面白かった。
- 体操の内容が細かく分かれているので気軽に始めやすいと思います。楽しく運動できるころが大きなメリットだと思いました。
- 画像の技術を有効活用しているのが素晴らしいと思いました。
- 将来親に進めたいと思う。

・全体について
- 機械と生体に興味をもった
- 今まで候補に入れていなかった学部学科だったが幅広い分野を学べるので面白いと思った
- 楽しかったです!
- 1番見ていて楽しかったです。ありがとうございました。
- 広島大学は敷地が大きく色々なことを学び、実践できるような施設などがたくさんあり、とても良い大学だと思った
- ロボットの説明を聞くのがとても楽しかったです
- 大学の雰囲気や学部の内容を具体的に知ることができ、受験のために活用したい情報を具体的に知ることができました。
- 本当に特別な体験をたくさんさせていただき、楽しかったのと、自分が参加した学部に関してはたくさんのことを知ることができたのでとても良い機会になりました。ぜひまた次の機会も参加したいです。
- 楽しかったです
- いろんな分野の機械を学ぶことができて、楽しかったです。
- 面白い研究が多く興味が湧いた。
- とても楽しかったです。
- 実物と合わせての発表だったので分かりやすかったです。
- ものづくりが好きなので工学部はとても面白そうと感じた
- もっといろんな研究を聞きたい。
- 実際の研究内容も知れてイメージが湧きました。情報科学部とも迷っているのでよく考えておきます。ありがとうございました。
- 今日はありがとうございました

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以下,デモ係・案内係の議事録です.
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●デモ係
人工筋デモ
担当者:磯島、井上、木吉

・質問内容:
Q1.人工筋のこういうものは既に販売されているんですか?
A1.販売されているものもありますが、基本的に未来に向けて研究している感じです。

Q2. サークルとかは入ってましたか?
A2. 自分はなににも入っていません。

Q3. 楽しい行事などはありますか?
A3. 自分はあまり積極的に行事に参加していないので分かりませんが、浴衣祭りや学祭などイベントはたくさんあります。

Q4. 人工筋はどうやって足に付けるんですか?
A4. サポーターが足に付けば足に付けられます

Q5. 大学院ってどういうところですか?
A5. かなりざっくり言うと研究をより深くするための場所です。工学部だと院に進んでから就職する人が多いです。

Q6. 人工筋に入れる空気は実際に空気中から取り込んでいるんですか?
A6. 普段はガスボンベから空気を入れているので、取り込んでいませんが、今動かしているコンプレッサーは取り込んでいます。

Q7. 生体システム論でやってるような研究とかがしたいみたいに明確な考えがあって学部を選びましたか?
A7. 高1の時は機械志望でしたが、オープンキャンパスに来てここを見て面白いと思ってここに入った。

Q8. 生物専攻ですか?
A8. 基本的に物理化学で入ってきます。研究室に配属後研究に必要な知識を学びます。

・気付いた点と注意事項(あれば):
- 人工筋の引っ張り力を体験してもらうために椅子の配置をもう少し工夫で来たなと思う.(横に4つぴったりと並べるのではなく左右2個ずつで真ん中に通路を作るなど)

・感想:
- 普段は高校生と研究のことについて話す機会はないので個人的には非常に楽しかった.人工筋を駆動させて引っ張り力を体験してもらうと多くの学生さんが「おぉ~」と反応を返してくれたので興味を持ってもらえるような話や体験は提供できたのかなと思う.

建機シミュレーターデモ
担当者:藤原
・質問内容:
Q1.受験勉強を始めたのはいつからですか?
A1.高校3年生になってからです

Q2.シミュレータで使用しているジョイスティックは作ったものですか
A2.市販のフライトシミュレータのジョイスティックを使っています

Q3.ショベル以外のシミュレータはありますか
A3.現在はショベルのモデルしかありませんが,設定をすれば追加はできると思います

Q4.遠隔建機は実装されているのですか
A4.すでに製品として販売されています

Q5.遠隔建機が故障した場合にはどのように対処するのですか
A5.現場まで行き,修理か回収されると思います

Q6.シミュレータについての知識はいつ学びましたか
A6.研究室に配属されてから学習し始めました

・気付いた点と注意事項(あれば):人数が多い場合はシリンドリカルスクリーンでは見えにくいので,別のモニターを使った方が良い

・感想:非常に多くの方にデモを見ていただくことができました.実際にシミュレータを触ってもらった方にはゲームみたいで楽しかったという感想をいただきました.特に,どの学部にしようかと迷っていると言っていた学生さんから工学部でやっていることは非常に楽しそうだという感想をもらえたので嬉しかったです。

体操アプリデモ
担当者:竹田
・質問内容:
Q1. どういった人がターゲットなのか
A1. けがや病気から回復した高齢の方を対象にしている。そのような方は、外での運動が危険な場合があるため、自宅や施設内で体操を行っている。

Q2. アプリは実際にお客さんに使ってもらっているのか
A2. 福山の病院で使ってもらっている

Q3. 大学の授業は難しいか
A3. 授業を受けていればテストで合格点をとることは難しくないと思います

Q4. プログラミングの授業で使う言語は何ですか
A4. CやPythonです。皆さんが授業を受けるときには変わっているかもしれません。

Q5. このアプリは一人で作ったのか。
A5. ゲーム会社と共同で開発しています。私は主にプログラムを担当し、デザインなどは会社に行ってもらいました。

感想:
アプリが動いている様子を見たときの素直な感想を見ることができうれしかったです。高校生対象だったので、大学自体についての質問が多かったですが、同じくらい研究についての質問も多く、研究に興味を持ってもらえてよかったです。

●案内係
担当者:幡, 篠原, 中西
質問内容:
Q1.大学で楽しかった授業は?
A1.統計学で実際のデータを使用して解析したのが楽しかった。

気付いた点と注意事項(あれば):
- デモの待ち時間用の研究室の説明などのスライドを用意していると良い。
- エレベーター側だけでなく、学生部屋の階段側から上がってくる方もいるので、そちら側にも案内係を配置すると良い。
- ほかの研究室のデモが終わってまとまった人数が来ることが多い。

感想:
- 70人と、初日より多くの人が来てよかった。
- 案内については比較的スムーズに行えたと思う。

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以下,来年度に向けての申し送り事項です.
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・エレベータホール側以外からも高校生がくるので、学生部屋通路にも案内係を配置した方が良いです.
・エレベーターホールにポスターを掲示しておくと,来てくれる方が多くなります.
・待合室(ゼミ室)で研究紹介のスライドや動画を流しておくと,高校生が研究室に関する質問をしやすいかもしれないです.
・Formsのアンケートの「面白かったですか?」の設問で、1と4を間違えている方が多かったので、「1=面白くなかった.2=どちらかといえば面白くなかった.3=どちらかといえば面白かった.4=面白かった.」にすると、間違いがなくなると思われます。
・上肢切断者が義手を操作している動画を見せる.

第742回 2024年度広島大学オープンキャンパス開催報告(その1)

2024.10.25

2024年8月8日(木),9日(金)の2日間,広島大学オープンキャンパス2024が開催されました.
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/84814

生体システム論研究室のオープンラボも5年ぶりの開催となり,1日目を筋電グループ,2日目をヒューマンモデリンググループがデモを担当し,研究室全体で見学対応にあたりました.2日間で約100名の見学者があり,充実したオープンキャンパスになりました.

以下は,D3の城明 舜磨君がとりまとめをしてくれたオープンキャンパス第1日目の報告です.アンケートには良いコメントが多数寄せられており,よかったです. 関係者のみなさん,ごくろうさまでした!
(第2日目分は次週,掲載します.)

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■オープンキャンパス第1日目

筋電グループの城明です.本日はオープンキャンパスにおける研究室公開1日目の実施にご協力いただき誠にありがとうございました.

1日目は筋電グループがデモを行い,29人にご来客いただきました.そこまで大人数が来られたわけではありませんが,説明や質問の時間を多くとれたために学校・研究室の魅力を十分に伝えられたと思います.
デモ担当者,案内係の方は大変お疲れさまでした.円滑な進行へのご協力誠にありがとうございました.
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以下,本日のアンケート結果です.
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●満足度

筋電義手操作デモ :100%
骨格推定デモ   :93.18%

●自由コメント欄にいただいたご意見・感想

・5指駆動型筋電義手のデモについて
- 動いてるのをまじかで見れて感動した
- 手の動きに応じて義手が動くのが面白かった。
- 途中からだったが、優しく教えてくださったので興味をもった。
- 手以外にも足などの部分も見てみたい
- 見たことのない研究だったので、新鮮で面白いと思いました。
- 指を動かして実際に機械が動くのをみて感動しました。機械学習をしてから動くのも人によって電気信号が違うからなのかなと思いました。
- データが目に見えてわかったのでよかった
- 時間遅くなって見れなかったです
- 機械学習がすごくシンプルでわかりやすかった。そのプログラミングの技術の凄さも分かった。

・骨格推定のデモについて
- 実際に動いてみて、どんな研究をしているのかが分かりやすかった。
- 実際の動きとリンクしたグラフで興味があった。
- 映像に映っただけで骨格が推定できるのはとても興味深く面白いと思いました。
- これを使ったら自分の緊張状態を知れるかなと思いました。
- 自動で骨格を認識していたのですごかった
- 骨格から感情を推定する発想が面白い

・全体について
- 面白そうな研究室だと思った
- ラフな感じで質問しやすかった。
- 興味深い内容もたくさんあり、理解を深めれた
- 普段大学に来ないので知らないことも知ることができて良い経験になりました。
- 先輩方が気軽に質問に答えてくれるので聞きやすかったです。
- 親切に回答してくれて良かった

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以下,デモ係・案内係の議事録です.
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●デモ係
実施グループ:筋電グループ
内容:筋電義手操作,骨格推定
説明者:米井,永島
実演者:中山,井上

・質問内容:
Q1.テストがどれくらいあるか
A1.  一年が4タームに分かれているため、4回ある

Q2.休みはどれくらいあるか
A2. 夏休みと春休みが二か月ずつある

Q3.単位を取るのは大変か
A3. 高校の時に比べるとそこまで大変ではないと思う

Q4.研究室の配属はどのように行われるのか
A4. 成績によって決まる

Q5.義手でものをつかむことはできるのか?
A5. 現在世の中にあるものではペットボトルを握ることができる.

Q6.脳波から義手を操作できるのか?
A6. 現状,脳波を用いた義手はない.測定して解析出来たら動かせる可能性がある.

・気づいた点:
- エレベータホール側以外からも高校生がくるので、反対側の通路にも案内をおいておくほうが良いと思った
- 研究内容について理解していただくのに必要な説明が足りなかった.
- 最初に全体のデモの流れを説明したうえで,実際にデモを行うと理解がしやすかったのではないかと思う.

・感想:
- 高校生と話すことで、今高校生が研究室や大学に対してどのような興味を持っているか知ることができ、良い経験となった。
- 緊張して最初の方はうまく説明できないことがあったが徐々に話せるようになってよかった.

●案内係
担当者:上田(玲),倉岡,谷崎

・質問内容:
Q1.大学までの交通手段はどうしていますか.
A1.基本は自動車と自転車が多い.特に大学の近くに住めば自転車で5分で来ることができる.

Q2.高校の時どのくらい勉強していましたか.
A2.高3から本格的に勉強を始めた.

Q3.1限は何時から始まりますか.
A3.8時45分から始まる.

Q4.学食はおいしいですか.
A4.おいしいが少し値段が高い.

Q5.VRを使った研究に興味があるが,そのような研究はあるのか.
A5.筋電グループとヒューマンモデリンググループにVR機器を用いた研究がある.

・気づいた点:

質問がない場合が多かったため,プロジェクターを用いて研究室全体を簡単に説明した方が,質問がしやすいのではないかと思った.

・感想:
ゼミ室でデモまでの待ち時間は快適に過ごせたと思います.しかしデモが終わるまで結構時間がかかっていたので,待つだけでなく何かゼミ室で説明した方がいいと感じました.

●来年以降に向けて
・義手の動作が怪しくなる時があるので,ケーブルなどの配線を整理する.
・上肢切断者が義手を操作している動画を見せる.
・エレベーターホールに研究室紹介ポスターを掲示する.