第44回日本人間工学会中国・四国支部大会に参加しました
11月26日(土)に下関市生涯学習プラザで開催された第44回日本人間工学会中国・四国支部大会に参加しました.
日本人間工学会中国・四国支部は,本研究室の前身でもある旧人間工学研究室がその設立と運営に関わってきた学会で,現在も本研究室が会の運営に協力しています.
今年度は山口県下関市開催ということもあり,第32回日本人間工学会九州・沖縄支部大会との合同開催という形となりました.
http://www.ergonomics.jp/local-branch/chugoku-shikoku/conference/2011/index.html
本研究室からは以下の7件の研究発表を行いました.
体表脈波を用いた自律神経系指標による飲酒検知法
小島重行,内川竜一,小倉由美,藤田悦則,辻敏夫,金子成彦
日本人間工学会中国・四国支部九州・沖縄支部合同開催支部大会講演論文集,pp. 134-135, 2011.
両腕による円軌道追従タスクにおける協調運動特性の解析
井上晴仁,田中良幸,辻敏夫
日本人間工学会中国・四国支部九州・沖縄支部合同開催支部大会講演論文集,pp. 142-143, 2011.
遺伝的アルゴリズムを用いた頸部損傷軽減シート設計支援システムの開発
成末充宏,田中良幸,辻敏夫,山下雅也
日本人間工学会中国・四国支部九州・沖縄支部合同開催支部大会講演論文集,pp. 72-73, 2011.
次元圧縮型確率ニューラルネットを用いたブレイン・マシン・インタフェース
伊藤達也,植野岳,芝軒太郎,島圭介,栗田雄一,辻敏夫,卜楠
日本人間工学会中国・四国支部九州・沖縄支部合同開催支部大会講演論文集,pp. 82-83, 2011.
血管粘弾性インデックスによる指タップ運動中の自律神経活動評価
伊藤雅史,平野博大,小松雄亮,堀内徹也,平野陽豊,栗田雄一,鵜川貞二,神鳥明彦,島圭介,中村隆治,佐伯昇,河本昌志,吉栖正生,佐古田 三郎,辻敏夫
日本人間工学会中国・四国支部九州・沖縄支部合同開催支部大会講演論文集,pp. 28-29, 2011.
確率共鳴現象による指先触知覚機能向上性の評価
末田大和,栗田雄一,服部稔,徳永真和,惠木浩之,竹村裕,辻敏夫
日本人間工学会中国・四国支部九州・沖縄支部合同開催支部大会講演論文集,pp. 112-113, 2011.
Otto Bock筋電義手操作を目的としたバーチャルトレーニングシステム
中村豪,村上隆治,芝軒太郎,島圭介,栗田雄一,辻敏夫,大塚彰,陳隆明
日本人間工学会中国・四国支部九州・沖縄支部合同開催支部大会講演論文集,pp. 84-85, 2011.
4年生の伊藤達也君,伊藤雅史君,末田大和君,中村豪君にとっては初めての学会発表でしたが,全員,非常に良い発表だったと思います.
また聴講に参加した院生のみなさんが積極的に発言をしていた点もよかったと思います.
学会で研究発表を行うためには研究内容を充実させることはもちろん,論文や発表用スライドなどを期日に合わせて準備し,聴衆の前に出て制限時間内にわかりやく魅力的な発表を行い,さらには質問にもその場で的確に答えなければなりません.
今回の学会発表に向けて費やされた膨大な時間とエネルギーは,発表者の力として蓄積され,すでに目に見える形で発表に表れていたと思います.
学会発表を無事に終えた後の達成感と開放感,そして少しの悔恨感を忘れることなく次の発表の機会に活かしていくとよいでしょう.
第45回大会は岡山県倉敷市で行われる予定です.
来年度も多くの研究発表ができるよう,高いレベルの研究成果を目指してがんばりましょう!
2011/11/29
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