質感を構成する要素の一つである触感は,製品評価にも大きな影響を与えるため,触感の定量的な評価手法が必要です.しかし従来の触感評価技術は,実サンプルを用意してセンサで計測する必要があり,実サンプル製作コストがかかります.そこで我々は,コンピュータ上で触感をあらかじめ予測してテクスチャパターンを作ることを支援できる,Digital Haptics Design(触感デジタルデザイン)ツールを開発しています.
ハイトマップデータから触感を予測する触感デジタルデザインツール
- 今岡恭司,山本義政,栗田 雄一, 離散ウェーブレット変換に基づく Subband Height Map を用いた触感推定, 第22回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会, 1F1-02, オンライン,2021.12.15-17 ( 優秀講演賞 受賞 )
- 金本拓馬、今岡恭司、栗田雄一、表面テクスチャの空間周波数帯域の下限と粗さの主観評価の関係、日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門講演会2021,1P1-M13、オンライン,2021.6.6-8
触感評価技術と触感デジタルデザイン
- Yoshihiko Kadoya, Mostafa Saidur Rahim Khan, Somtip Watanapongvanich, Masahiro Fukada, Yuichi Kurita, Masato Takahashi, Hideyasu Machida, Kiyotaka Yarimizu, Nanako Kimura, Hiroko Sakurai, Kenji Nakamura, and Ryouko Ebara, Consumers’ Willingness to Pay for Tactile Impressions: A Study Using Smartphone Covers, IEEE Access, 10:85180-85188, August 2022
- Masahiro Fukada, Taiju Shizuno, and Yuichi Kurita, Evaluation of Human Roughness Perception by using Tactile MFCC, International Conference on SMART MULTIMEDIA, San Diego, CA, USA, December 16-18, 2019
- Taiju Shizuno, Tsuyoshi Arakawa, Toshio Tsuji, and Yuichi Kurita, Prediction of Affective Feeling of Tactile Texture Based on Measurement of Fingertip Deformation, IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics (SMC2018), Miyazaki, Japan, October 7-10, 2018
- 深田雅裕,静野大樹,栗田雄一, パチニ小体の周波数特性を考慮した触覚メル周波数ケプストラム係数の提案, 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会2019講演論文集, 1P2-S07, 広島,2019.6.6-7
- 深田雅裕,辻敏夫,栗田雄一, 能動的指先なぞり速度は素材テクスチャの摩擦,表面粗さに応じて変わる, 第19回システムインテグレーション部門講演会(SI2018), 2A2-12, 大阪,2018.12.13-15
指先接触面変化率(偏心度)を用いた指先力推定
- 氣比田晃士,辻敏夫,栗田雄一 接触面変化に基づく指先印加力推定とインタフェース応用, 日本バーチャルリアリティ学会大会2013講演論文集,pp.533-536,2013.9.18-20