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授業科目 回路理論II(Circuit Theory II)
開設期・曜日時限 2年生前期・火曜日7・8時限
対象学生 第二類・2年次生および過年度生(100名)
キーワード 回路理論の諸定理,2端子対回路,3相交流回路

内容:
回路理論Iに関する知識を前提として,回路理論についてさらに詳しく講義する.
具体的には,線形集中定数回路の諸定理,電力,理想変成器,4端子行列,3相交流回路等について基礎的知識の修得を目標とする.
本講義の受講により,電気回路の解析方法を体系的に理解できる.

1) 回路理論の諸定理,解析方法を理解・説明できる能力を習得する.
2) 相互結合素子を含む回路の原理と解析方法を理解・説明できる能力を習得する.
3) 2端子対回路網の特性と解析方法をを理解・説明できる能力を習得する.
4) 3相交流回路の特性と解析方法を理解・説明できる能力を習得する.

講義予定へ

成績評価 授業の目標の4項目の到達度は中間試験,期末試験により評価する.また,成績評価(100点満点)は授業目標の到達度により決定し,60点以上を合格とする.これらの配分は,中間試験(45点),期末試験(45点),レポート(10点)とする.
テキスト・教材・参考書等 ・授業の形式:講義
・小澤孝夫著「電気回路I」,昭晃堂
履修上の注意・受講条件等 問題解法等の演習は回路理論演習で行うので,同一セメスタで聴講すること.
備考 回路理論は電気系科目の基礎であり,十分理解することが望ましい。
 

 
授業科目 回路理論演習(Practice of Circuit Theory)
開設期・曜日時限 2年生前期・火曜日9・10時限
対象学生 第二類・2年次生および過年度生(100名)
キーワード 回路理論の諸定理,2端子対回路,3相交流回路

内容:
本講義は回路理論IIと同一セメスタでの受講を前提としており,回路理論IIで扱う内容に対応した問題解法等の演習を十分に行うことにより,回路理論に対する理解を深めることを目的とする.具体的には,線形集中定数回路の諸定理,電力,理想変成器,2端子対回路網,3相交流回路等について演習し,回路解析に実践的に役立つ手法や解法を身につけることを目標とする。本講義の受講により,学生は電気回路の解析方法を体系的に習得できる.

1) 回路理論の諸定理,解析方法を理解・説明できる能力を習得する.
2) 相互結合素子を含む回路の原理と解析方法を理解・説明できる能力を習得する.
3) 2端子対回路網の特性と解析方法をを理解・説明できる能力を習得する.
4) 3相交流回路の特性と解析方法を理解・説明できる能力を習得する.

講義予定へ

成績評価 授業目標の4項目の到達度は,例題演習,課題,および回路理論IIの試験結果により評価する.また,成績評価(100点満点)は授業目標の到達度により決定し,60点以上を合格とする.これらの配分は,例題演習・課題(10%),回路理論II中間試験(45点),期末試験(45点)とする.
テキスト・教材・参考書等 ・授業の形式:演習
・教科書:小澤孝夫著「電気回路I」,昭晃堂
履修上の注意・受講条件等 ・原則としてすべての授業に出席すること.
・授業内容の理論的説明は回路理論IIで行うので,同一セメスタで聴講すること.
・この科目に先立つ基礎科目 回路理論I,回路理論II
・この科目が役立つ応用科目 過渡現象論,電子回路I,II
備考 ・回路理論は電気系科目の基礎であり,十分理解する必要がある.
 

 
授業科目 人間工学(Human Factors Engineering)
開設期・曜日時限 2年生前期・木曜日5・6時限
対象学生 第二類,第一類,第四類・2年次生および過年度生(120名)
キーワード 人間,感覚特性,中枢神経系,運動特性,人間機械系,福祉機器

内容:
人間を生体システムとしてとらえ,その入出力メカニズムの生理学的,精神物理学的基礎を学ぶとともに,人間がかかわるさまざまな問題,事例を人間工学的観点から解説する.本講義の受講により,学生は人間工学の考え方,生体のシステム工学的理解,工学システムへの人間工学の適用法を習得することができる.

1) 人間工学のねらい,人間の特性を考慮した工学システムのあり方を理解・説明できる能力を習得する.
2) 人間の感覚系・中枢神経系・運動系の特徴を理解・説明できる能力を習得する.
3) 人間工学に基づく感覚/運動代行の設計原理を理解・説明できる能力を習得する.
4) 人間の脳の学習機能とコンピュータの学習アルゴリズムの基本的な原理を理解・説明できる能力を習得する.
5) 人間が犯しやすいエラーとその予防法を理解・説明できる能力を習得する.

講義予定へ

成績評価 授業の目標の5項目の到達度は期末試験により評価する.また,成績評価(100点満点)は授業目標の到達度により決定し,60点以上を合格とする.これらの配分は,期末試験(80点),レポート(20点)とする.
テキスト・教材・参考書等 ・授業の形式:講義
・教科書:人間工学,辻 敏夫著,第二類電気電子工学グループ発行(講義開始時に配布予定)
・参考書:長町三生編「現代の人間工学」,朝倉書店
 

 
授業科目 電子回路I(Electronics Circuit I)
開設期・曜日時限 2年生後期・月曜日1・2時限
対象学生 第二類 2年次生および過年度生(100名)
キーワード 線形電子回路,アナログ回路,能動回路

内容:
電子素子が有する種々の特性を利用して,所要の回路機能を実現する電子回路について学ぶ.この講義ではアナログ回路を対象として体系的に考察を進める.本講義の受講により,アナログ回路の設計,解析の基礎を理解できる.

1) 非線形素子を用いて電子回路が構成されることを理解・説明できる能力を習得する.
2) トランジスタ増幅回路の動作原理と解析方法を理解・説明できる能力を習得する.
3) 帰還回路の基礎と応用を理解し,説明・解析できる能力を習得する.
4) 演算増幅器を用いた回路の基礎と応用を理解し,説明・解析できる能力を習得する.

講義予定へ

成績評価 授業の目標の4項目の到達度は中間試験,期末試験により評価する.また,成績評価(100点満点)は授業目標の到達度により決定し,60点以上を合格とする.これらの配分は中間試験(40点),期末試験(40点),レポート(20点)とする.
テキスト・教材・参考書等 授業の形式:講義
教科書:藤原修編著「電子回路A」,オーム社
 

講義予定・テキストとの対応

回路理論I・回路理論演習

第1回

講義内容概説,電気回路とその応用

 

第2回

固有振動と共振

2. 8節 p.58-p.64

第3回

テブナンの定理とノートンの定理

3. 3節 p.86-p.91

第4回

Delta-Y変換,ブリッジ回路と定抵抗回路

3. 5, 3. 6節 p.95-p.103

第5回

整合と電力に対する重ね合わせ

3. 7, 3. 8節 p.103-p.109

第6回

相互インダクタンス

6. 1, 6. 2節 p.198-p.204

第7回

理想変成器

6. 3節 p.205-p.212

第8回

中間試験,制御電源

6. 4, 6. 5節 p.212-p.217

第9回

2端子対回路網,アドミタンス行列とインピーダンス行列

7. 1, 7. 2節 p.230-p.237

第10回

ハイブリッド行列,4端子行列

7. 37. 4, 7. 5, 7. 6節 p.237-p.241

第11回

2端子対回路網の接続

7. 5, 7. 6節 p.242-p.252

第12回

3相起電力,対称3相回路

8. 1, 8. 2節 p.264-p.270

第13回

対称座標法,インピーダンスとアドミタンスの変換

8. 3, 8. 4節 p.270-p.279

第14回

対称3相交流発電機

8. 5節 p.279-p.284

第15回

3相回路の電力

8. 6節 p.284-p.287

第16回

期末試験

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人間工学

第1回

講義内容概説,人間工学とは

第2回

サイバネティック・インタフェース

第3回

システムとしての人間

第4回

感覚系の特徴と工学モデル(1):感覚とは,視覚

第5回

感覚系の特徴と工学モデル(2):聴覚

第6回

感覚系の特徴と工学モデル(3):体性感覚

第7回

中枢神経系の特徴と工学モデル(1):脳幹-脊髄系,大脳辺縁系

第8回

中枢神経系の特徴と工学モデル(2):新皮質系

第9回

運動系の特徴と工学モデル(1):運動系の構成

第10回

運動系の特徴と工学モデル(2):脊髄反射系,筋骨格系

第11回

機能代行(1):感覚機能の代行

第12回

機能代行(2):運動機能の代行,電子義手

第13回

ニューロンモデルとニューラルネット(1):神経回路とニューロンモデル

第14回

ニューロンモデルとニューラルネット(2):小脳とパーセプトロン,ニューラルネット

第15回

脳機能とヒューマン・エラー

第16回

期末試験

 

 

電子回路I

第1回

講義内容概説,電子回路の概観

第2回

線形回路と非線形回路,ダイオード

第3回

トランジスタ

第4回

増幅回路の基礎

第5回

等価回路

第6回

小信号増幅回路

第7回

多段増幅回路

第8回

中間試験,前半の復習

第9回

電力増幅回路

第10回

負帰還回路

第11回

発振回路

第12回

オペアンプの働き(1)

第13回

オペアンプの働き(2)

第14回

オペアンプを使う(1)

第15回

オペアンプを使う(2)

第16回 期末試験