第23回日本ロボット学会学術講演会,IFIP 4th International Conference on Entertainment Computingに参加しました.
日本ロボット学会学術講演会ではM1の松下和寛君が,International Conference on Entertainment Computingでは島圭介君が,それぞれ研究発表を行いました.
松下君は「リハビリテーションロボティクス」というタイトルのオーガナイズド・セッションで,同セッションの他の発表者はすべて大学教官や研究者,非常に大きな会場,しかも発表直前の機材トラブルでPC変更を強いられるという数々のプレッシャー?にも負けず,すばらしい発表をしてくれました.
夏休みの間,この発表のために実験を繰り返し,データを解析した成果がよく出ていたと思います.
研究内容もしっかりまとめれば,研究論文として投稿できるでしょう.
がんばってください!
島君は"Advanced Interaction Design"というセッションで,これまた非常に大きな会場で,しかも初めての国際会議にもかかわらず非常にいい発表をしてくれました.
質疑応答にも英語で果敢に取り組んでいました.
会場での評判も非常によかったと思います.
実際, ポスター発表ではなくオーラル発表,しかもロングプレゼンテーションに選ばれたというのは,査読時の評価が非常に高かったことを裏付けています.
島君は,自分から国際会議での発表を希望し,"Entertainment Computing"という本研究室としてははじめての分野の学会に挑戦してくれました.
本当にすばらしいと思います!
人間だれでも,「新しいことにいろいろチャレンジしたい」という気持ちと「面倒なことはやりたくない」という気持ちの両方を持っていると思います.
私自身は,たとえ何歳になっても,消極的で後ろ向きな気持ちに負けることなく,積極的に前に進んでいく気持ちを持ち続けていきたいと思っています.(よく負けそうになりますが・・・)
学会シーズンに向けてよいスタートが切れました.
これから発表する予定の人たちも今回の二人に負けず,しっかりがんばってください.
また,学会や見学会,展示会等で発表してみたいと思う人は遠慮なくどんどん申し出てください.
私たちの研究室では,そういう積極的な人をできるだけサポートしたいと思ってます.
2005/09/21 |