平成23年度修論中間発表会が終了しました
11月5日(土)にシステムサイバネティクス専攻初の修士論文中間発表会が開催され,本研究室からは11名のM2が研究発表を行いました.
今年度も早くから万全の準備ができていた人,直前に大きく進展した人の2つのタイプに分かれましたが,紆余曲折(?)の後,最終的には全員,非常にレベルの高い研究内容・予稿・発表となり,感心しました.
質問にも概ね適切に答えることができており,この点もよかったと思います.
懸命に取り組んだ成果がよく表れていた中間発表でした.
適切な指導してくれた各グループのみなさんも素晴らしいチームワークだったと思います.
ごくろうさまでした!
最も重要な点は,今回の予稿・発表スライドの作成作業を通じて,修士論文の内容がほぼ固まり,完成形(ゴール)がはっきりしたことでしょう.
中間発表や学会発表といった厳密な締切が設定される機会を利用して一気に形を作り上げるということも,物事を進めるうえで時に大きな効力を発揮します.
もちろん,理想的には自分自身でスケジュールを組み,自分のペースできちんと物事を進めていくことが大切ですが,これには強靭な意志力と高いレベルの問題解決能力が必要です.
ときには,「外圧」をうまく利用することも有効な手段ですね.
今後は,見えてきた修士論文の完成形をより明確にするための研究課題を整理し,早めに論文をまとめていくとよいと思います.
そして,そのプロセスの中で,自分の研究のオリジナリティや特徴,利点を強調するような実験や解析をできる限り追加していくとよいでしょう.
早いもので2011年も残り約6週間となりました.
秋から冬にかけて,体調に十分に気をつけながら研究を進めていきましょう.
修論中間発表,おつかれさまでした!
2011/11/08
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