平成19年度全体ゼミ,今日で終了
卒論発表会に続き,2月22日(金)に行なわれた博士学位論文発表会(公聴会),2月29日(金)の修士論文発表会も無事終了し,今日で平成19年度の全体ゼミも終了です.
博士学位論文発表会では平野君,羽田君が発表を行ない,数年間にわたる研究成果をまとめた博士論文の内容を披露しました.
二人とも,研究内容,発表態度とも博士論文にふさわしい内容で,素晴らしかったです.
研究題目は以下のとおりです.
- 平野 旭
A Study on a Computer Model of Paramecium
(ゾウリムシのコンピュータモデルに関する研究)
- 羽田 昌敏
A Study on Equivalent Impedance Characteristics of Human-Machine Systems under Constrained
Environments
(拘束環境下における人間-機械系の等価インピーダンス特性に関する研究)
また,修士論文発表会では,以下の11名が発表を行ないました.
- 藤村 直樹
Rate Dependency of Force-Related Activations in Compensatory Tracking Movements: An fMRI Study
(補償型力軌道追従運動における脳活動の速度依存性:fMRI研究)
- 廣田 和浩
Kicking Force Estimation for a Soccer Ball Using a High-Speed Camera
(高速カメラを用いたサッカーキック力推定手法の提案)
- 兼行 秀和
Analysis of Human Sensory-Motor Characteristics during Pedal Operations by a Lower Extremity
(ペダル操作における下肢感覚・運動特性の解析)
- 太田 浩司
End-Point Acceleration Characteristics in Fast Motion of Human Upper Arm
(高速上肢運動における人間の手先加速度特性)
- 梅田 剛義
LMI-Based Neurocontroller for Guaranteed Cost Control of Uncertain System
(不確定要素を含むシステムの2次コスト保証制御のためのLMI型ニューロコントローラ)
- 森政 瑛
Design of an Energy Transmission Transformer for a Wireless Capsule Endoscope
(カプセル型内視鏡用非接触エネルギー伝送システムの設計)
- 三成 貴浩
Evaluation of Reactive Hyperemia Using Arterial Viscoelastic Indices
(血管粘弾性インデックスを利用した反応性充血評価)
- 閑 絵里子
A Motor Function Evaluation System for Finger Tapping Movements Using Magnetic Sensors
(磁気センサを利用した指タップ運動機能評価システム)
- 重藤 元暢
An Interactive Training System for EMG-Manipulated Prosthetic Arms
(筋電義手制御のための相互学習型トレーニングシステム)
- 高田 大輔
A Time Series EEG Discrimination Method Using a Reduced-Dimensional Probabilistic Neural Network
(次元圧縮型確率ニューラルネットを用いた時系列脳波パターン識別法)
- 曽 智
A Neural Network Model of the Olfactory System of Mice: Simulation of Attention Behavior
(マウス嗅覚系のニューラルネットモデル:アテンション行動のシミュレーション)
全員,博士課程前期2年間の成長を実感させてくれる素晴らしい発表だったと思います!
お疲れ様でした.
2つの発表会にはDr.やM1,B4の学生も参加しました.
先輩たちの姿を手本とし,それぞれの研究を受け継いでいってくれればと思います.
卒業する人たちは,それぞれの研究課題や問題点を整理し,後輩の人たちがスムーズに研究をつなげるよう,最後のまとめと引継ぎをお願いします.
それから,研究指導を担当してくれたDr.のみなさん,M2,B4をサポートしてくれたM1のみなさん,本当にごくろうさまでした!
これからも,グループ内,グループ間の結束をさらに進め,みんなで助け合いながら一歩一歩進んでいければと思います.
3月には新M1,新4年生を研究室に迎えます.
どんな人たちが来てくれるか,楽しみです.
では,来年度も引き続き,どうぞよろしくお願いします!
2008/03/03 |