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11月5日(金),6日(土)に松山市で開催された
第18回 日本エム・イー学会秋季大会で,
D2の坂根君,B4の島君が研究発表を行いました.

以下は,二人の発表に対する柴先生のコメントです.

「島君は,オーガナイズドセッションに参加し,とても4年生とは思えない立派な発表をしてくれました.
わかりやすさと面白さでは同セッションで一番だったのではないでしょうか.
専門家(ライフサポート学会で理事の方)たちの質問に対しても,全く怯まず質疑応答を交わしており,セッションを盛り上げるのに一役かっていました.
また,坂根君はポスターセッションでしたが,メーカや大学の研究者が多く集まっており,今までにない深い議論を交わすことができたようです.
大変有用な学会であったという感想をもらっています.
人が集まるというのは,多くの人に興味をもってもらっているという証拠で,大変良いことだと思います.
さらに,見学に行った4年生も,ポスターセッションでは積極的に質問をして いたことは大変良かったと思います.
また,大学に帰ってきてからもきちんとレポートをまとめたようで感心しました.
多くの先生と情報交換,名刺交換していた人もいたようで,今後研究を行っていく上で大変よい経験になったのではないでしょうか.」


今週末は修士論文中間発表会です.
学会も修論・卒論発表会もなんとなく試験のようなイメージがありますが,本当の目的はこれまでの研究成果を発表し,研究室外部のさまざまな専門分野のエキスパートの人たちと意見交換することにあります.
研究室の中だけで研究していると,どうしても固定観念にとらわれたり,それまでの考え方,方法論に知らず知らずのうちに固執してしまったりして,なかなか新しい発想が難しくなりま す.
その意味で, 発表会は絶好のチャンスだと思います.
もちろん,有益な意見を得るためには,当然,研究内容を相手にきちんと理解していただく必要があります.
そのためには,自分の研究の特徴,利点,オリジナリティなどを専門外の方にもわかるような形で,的確に説明する必要があります.
質疑応答も,研究のディスカッションをすると思えば,なんだか楽しみになりますよね.

M2のみなさん,素晴らしい発表を期待しています.


2004/11/16