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卒論発表会,終了しました.

平成18年度卒業論文発表会が2月22日(木)に行われました.
本研究室からは4年生8名と科目等履修生の大原さんの計9名が1年間の研究成果を発表してくれました.


発表者と研究題目は以下のとおりです.

  • 武田 泰治
    筋電操作型ミュージック・インタフェース −楽曲入力システムの開発−
  • 塚本 隼平
    箔状圧電センサを利用したPC操作インタフェースの開発
  • 谷口 早矢佳
    非接触筋電計を用いた電動車椅子制御
  • 石井 亨治
    EMG信号を利用したバリアフリーインタフェースのハードウェア実現
  • 村国 英二
    体内埋込機器のための非接触情報伝送システムの開発
  • 大澤 裕子
    動画像情報を利用した新生児運動のマーカーレス計測・評価システムの構築
  • 野本 雄平
    高速カメラを用いた柔軟変形物のビジュアルインピーダンス計測
  • 脇田 裕之
    シフト操作における手先インピーダンス特性の解析
  • 大原 健児
    立位姿勢における人体の振動伝達特性の解析

発表時間の制限もあり,うまく内容が伝えられるか,すこし心配な部分もありましたが,全員よく準備しており,素晴らしい発表を披露してくれました.
いずれの研究も非常にレベルが高く,魅力的な卒論発表だったと思います.


質疑応答では,研究自体の完成度,論理の組み立て等,いくつかの問題点が指摘され,答えに窮する場面も見られましたが,自分の研究を客観的に見直すよいきっかけになったと思います.
発表のときに,「その点については,今後,検討したいと思います」という回答をよく耳にしますが,この回答はあまりいい回答ではありませんね.
少なくとも,もし検討したらどのような結果になると考えているのか,なぜいままで検討してこなかったのかなどを,きちんと答える必要があります.
発表の場で予想もしていなかった質問に対して,瞬時に答えを組み立て適切に回答するのは簡単なことではありませんが,普段からそういう意識で研究していればきっとできるようになると思います.


研究室に入って全体ゼミで初めて発表した頃に比べれば,全員,成長は著しく,実力がついた様子が非常によくわかる発表会でした.
これは各自の努力とともに,各グループの院生諸君の適切な指導のおかげだと思います.
感謝!
今後も,よりいっそうグループ内,またグループ間の結束を強め,互いに助け合いながら,また刺激し合いながら進めていければいいですね.


各自の研究にはまだまだ先があり,やり残したこと,うまくいかなかったことなど,たくさんの課題があると思います.
今後も妥協せず,より高いレベルの完成度を目指してがんばってください.
学会での論文発表を目標にするのもいいと思います.

来週は修論発表会です.
M2のみなさん,がんばってください!
期待しています!


2007/02/24