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第742回 2024年度広島大学オープンキャンパス開催報告(その1)

2024.10.25

2024年8月8日(木),9日(金)の2日間,広島大学オープンキャンパス2024が開催されました.
https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/84814

生体システム論研究室のオープンラボも5年ぶりの開催となり,1日目を筋電グループ,2日目をヒューマンモデリンググループがデモを担当し,研究室全体で見学対応にあたりました.2日間で約100名の見学者があり,充実したオープンキャンパスになりました.

以下は,D3の城明 舜磨君がとりまとめをしてくれたオープンキャンパス第1日目の報告です.アンケートには良いコメントが多数寄せられており,よかったです. 関係者のみなさん,ごくろうさまでした!
(第2日目分は次週,掲載します.)

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■オープンキャンパス第1日目

筋電グループの城明です.本日はオープンキャンパスにおける研究室公開1日目の実施にご協力いただき誠にありがとうございました.

1日目は筋電グループがデモを行い,29人にご来客いただきました.そこまで大人数が来られたわけではありませんが,説明や質問の時間を多くとれたために学校・研究室の魅力を十分に伝えられたと思います.
デモ担当者,案内係の方は大変お疲れさまでした.円滑な進行へのご協力誠にありがとうございました.
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以下,本日のアンケート結果です.
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●満足度

筋電義手操作デモ :100%
骨格推定デモ   :93.18%

●自由コメント欄にいただいたご意見・感想

・5指駆動型筋電義手のデモについて
- 動いてるのをまじかで見れて感動した
- 手の動きに応じて義手が動くのが面白かった。
- 途中からだったが、優しく教えてくださったので興味をもった。
- 手以外にも足などの部分も見てみたい
- 見たことのない研究だったので、新鮮で面白いと思いました。
- 指を動かして実際に機械が動くのをみて感動しました。機械学習をしてから動くのも人によって電気信号が違うからなのかなと思いました。
- データが目に見えてわかったのでよかった
- 時間遅くなって見れなかったです
- 機械学習がすごくシンプルでわかりやすかった。そのプログラミングの技術の凄さも分かった。

・骨格推定のデモについて
- 実際に動いてみて、どんな研究をしているのかが分かりやすかった。
- 実際の動きとリンクしたグラフで興味があった。
- 映像に映っただけで骨格が推定できるのはとても興味深く面白いと思いました。
- これを使ったら自分の緊張状態を知れるかなと思いました。
- 自動で骨格を認識していたのですごかった
- 骨格から感情を推定する発想が面白い

・全体について
- 面白そうな研究室だと思った
- ラフな感じで質問しやすかった。
- 興味深い内容もたくさんあり、理解を深めれた
- 普段大学に来ないので知らないことも知ることができて良い経験になりました。
- 先輩方が気軽に質問に答えてくれるので聞きやすかったです。
- 親切に回答してくれて良かった

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以下,デモ係・案内係の議事録です.
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●デモ係
実施グループ:筋電グループ
内容:筋電義手操作,骨格推定
説明者:米井,永島
実演者:中山,井上

・質問内容:
Q1.テストがどれくらいあるか
A1.  一年が4タームに分かれているため、4回ある

Q2.休みはどれくらいあるか
A2. 夏休みと春休みが二か月ずつある

Q3.単位を取るのは大変か
A3. 高校の時に比べるとそこまで大変ではないと思う

Q4.研究室の配属はどのように行われるのか
A4. 成績によって決まる

Q5.義手でものをつかむことはできるのか?
A5. 現在世の中にあるものではペットボトルを握ることができる.

Q6.脳波から義手を操作できるのか?
A6. 現状,脳波を用いた義手はない.測定して解析出来たら動かせる可能性がある.

・気づいた点:
- エレベータホール側以外からも高校生がくるので、反対側の通路にも案内をおいておくほうが良いと思った
- 研究内容について理解していただくのに必要な説明が足りなかった.
- 最初に全体のデモの流れを説明したうえで,実際にデモを行うと理解がしやすかったのではないかと思う.

・感想:
- 高校生と話すことで、今高校生が研究室や大学に対してどのような興味を持っているか知ることができ、良い経験となった。
- 緊張して最初の方はうまく説明できないことがあったが徐々に話せるようになってよかった.

●案内係
担当者:上田(玲),倉岡,谷崎

・質問内容:
Q1.大学までの交通手段はどうしていますか.
A1.基本は自動車と自転車が多い.特に大学の近くに住めば自転車で5分で来ることができる.

Q2.高校の時どのくらい勉強していましたか.
A2.高3から本格的に勉強を始めた.

Q3.1限は何時から始まりますか.
A3.8時45分から始まる.

Q4.学食はおいしいですか.
A4.おいしいが少し値段が高い.

Q5.VRを使った研究に興味があるが,そのような研究はあるのか.
A5.筋電グループとヒューマンモデリンググループにVR機器を用いた研究がある.

・気づいた点:

質問がない場合が多かったため,プロジェクターを用いて研究室全体を簡単に説明した方が,質問がしやすいのではないかと思った.

・感想:
ゼミ室でデモまでの待ち時間は快適に過ごせたと思います.しかしデモが終わるまで結構時間がかかっていたので,待つだけでなく何かゼミ室で説明した方がいいと感じました.

●来年以降に向けて
・義手の動作が怪しくなる時があるので,ケーブルなどの配線を整理する.
・上肢切断者が義手を操作している動画を見せる.
・エレベーターホールに研究室紹介ポスターを掲示する.