ニュース

第639回 Happy Xmas 2021

2021.12.24

今年の生体システム論研究室全体ゼミは,12月24日開催の第30回が最後となりました.来週,研究打ち合わせをいくつか予定していますが,2021年の生体システム論研究室の活動はこれで終了です.

今年もCOVID-19の世界的流行は続き,新たなオミクロン株の出現で世界はまだ混乱の真っただ中にあるようです.でも,ジェノバ(イタリア)のピエトロ・モラッソ先生の「this horrible year that, on the other hand, gave us the gift of extra time for reading, thinking and writing」という教えを守り,今年も例年以上の活発さで研究,教育に取り組むことができました.

以下に2021年の生体システム論研究室の研究業績をまとめておきます.

国際学術雑誌論文: 12編(掲載決定を含む.インパクトファクタ合計値48.442)
国際会議論文: 10編
国内学会発表: 14件
著書(分担執筆): 1編
受賞: 10件(学生の各種受賞を含む)
招待講演: 1件
記事: 9件
特許: 登録1件, 公開3件, 出願1件

今年は学生の各種受賞が多かったのが特徴と言えるでしょう.また,世界の一流ジャーナルに積極的に挑戦し,残念ながらインパクトファクタ10以上の雑誌に論文を掲載することはできませんでしたが,12編のSCI論文を発表することができました.生体電気信号と機械学習,末梢血管剛性とブレインサイエンス,神経回路と生物工学など,各研究分野に関する研究成果をバランス良く論文発表することができました.SCI論文12編のインパクトファクタの合計値も高得点を維持することができました.

■過去5年間の年間インパクトファクタ合計値:
2017: 17.371
2018: 28.520
2019: 44.131
2020: 46.312
2021: 48.442

過去3年間のインパクトファクタの合計は138.885点となり,生体工学分野において世界最高レベルの研究業績を達成することができたと思います.このような研究成果をあげることができたのは,研究室スタッフ,学生諸君,多くの共同研究者・研究協力者の皆様をはじめ,本研究室を支えてくださったすべての人たちのおかげです.ここに改めて御礼申し上げます.

COVID19の世界的流行も,来年は緩やかに収束に向かうでしょう.研究室メンバーにとって,また本研究室に関わってくださっているすべてのみなさんにとって,来年が素晴らしい一年になることを祈っています.2022年もどうぞよろしくお願いします.

We wish you all a very merry Christmas and a happy new year!