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第605回 特許情報更新

2021.01.22

特許とは「発明」を保護するための制度で,発明をした者に対して国が特許権という独占権を与えることでその発明を保護すること,さらに出願された発明の技術内容を公開して利用を促進することで産業全体の発展に寄与することを目的としています.

生体システム論研究室では,2000年頃から特許出願を開始しました.特許権を取得するためには,特許庁に特許出願し特許査定されることが必要です.特許査定されると,出願人がその発明についての特許権を取得し,原則として出願日から20年間,当該発明の利用を独占することができます.

2021年1月の時点で,これまでに生体システム論研究室から出願した特許情報を整理,更新しました.
https://bsys.hiroshima-u.ac.jp/publications/patents

2021年1月時点での特許関連件数は以下の通りです.

特許出願:63件(国内51件,国際12件)
取得特許:38件(国内29件,国際 9件)

特許の対象となる「発明」とは,「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のものをいう」と特許法2条1項に定義されています.今後も「高度な技術的思想の創作」につながるような研究を進めていければと思っています.