ニュース

第602回 Happy Xmas 2020

2020.12.24

12月24日の第29回全体ゼミで2020年の全体ゼミは終了しました.明日25日に年末の掃除を予定していますが,2020年の生体システム論研究室の活動はこれで終了です.

今年はCOVID-19の世界的流行で,(悪い意味で)歴史に残る1年となりました.でも,ジェノバ(イタリア)のピエトロ・モラッソ先生に言わせると,”this horrible 2020 that, on the other hand, gave us the gift of extra time for reading, thinking and writing”ということで,危機的な状況下のイタリアにいながら,精力的に論文を発表したり,2021年に出版予定の新しい本の執筆をしたりと忙しく過ごされていました.広島の我々もモラッソ先生に負けないように,このコロナ禍を逆手にとって,例年以上の活発さで研究,教育に取り組むことができました.

以下に2020年の生体システム論研究室の研究業績をまとめておきます.

国際学術雑誌論文: 16編(掲載決定を含む.インパクトファクタ合計値60.898)
国際会議論文: 4編
国内学会発表: 6件
解説: 1編(SCI)
受賞: 2件
招待講演: 1件
記事: 9件
放送:5件
展示会: 1件
特許: 出願5件,登録1件

今年は世界の一流ジャーナルへの論文投稿を重視しながら,研究室史上最多となる16編のSCI論文を発表することができました.また,最近,力を入れて取り組んでいるブレインサイエンスに関する研究成果が目に見える形であらわれた一年となりました.SCI論文16編のインパクトファクタの合計値は60.898で,2019年度の44.185を上回る研究室史上最高ポイントを記録しました.この2年間のインパクトファクタの合計は約105点となり,生体工学分野において世界最高レベルの研究業績を達成することができました.

このような研究成果をあげることができたのは,研究室スタッフ,学生諸君,多くの共同研究者・研究協力者の皆様をはじめ,本研究室を支えてくださったすべての人たちのおかげです.ここに改めて御礼申し上げます.

COVID19の世界的流行も,来年は徐々に収まっていくでしょう.研究室メンバーにとって,また本研究室に関わってくださっているすべてのみなさんにとって,来年が素晴らしい一年になることを祈っています.
2021年もどうぞよろしくお願いします.

We wish you all a very merry Christmas and stay safe!

集合写真

追伸:古居先生のご結婚も2020年のgood newsでした.おめでとうございます!!