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第595回 2020年度修士論文中間発表会

2020.11.10

11月10日(火)にシステムサイバネティクス専攻の修士論文中間発表会が行わ れ,生体システム論研究室からは10名のM2が研究発表を行いました.

今年はコロナ禍でリモート開催となりましたが,全員,魅力的な研究発表で,非 常に充実した修論中間発表会となりました.全体ゼミでの発表練習から発表内容 が大きく改善した人が多く,修士論文全体のストーリの整理という意味でも有意 義な中間発表会でした.また,質疑応答に関してもほぼ的確な回答が行えてお り,堂々とした発表態度もよかったと思います.

研究の進捗状況はそれぞれで異なりますが,今回の予稿・発表スライドの作成作 業を通じて自分の修論の完成形をはっきりイメージすることができたのではと思 います.今後は,修士論文の早期完成を目指して,以下の点を明確にするとよい でしょう.

(1) 新規性・独創性を明確にし,従来研究との差異を強調するような工夫を強化する
(2) 論文のストーリを明確にし,必要に応じて従来研究のサーベイを追加する
(3) 実験やシミュレーションを追加して研究の有用性をさらに明確にし,従来研 究との比較結果を示す
(4) 残された課題を箇条書きにし,具体的に解決策を検討する

早いもので今年も残すところあと約40日となりました.体調には十分に気をつけ ながら,ラストスパートでがんばってください.
修論中間発表会,おつかれさまでした!