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第588回 2020年度前期全体ゼミは終了しました

2020.07.31

リモートで開催した卒論・修論中間発表会も無事に終了し,2020年度前期全体ゼミは今日で終了しました.今年はCOVID-19によるパンデミックの影響で,例年とは大きく異なる環境での全体ゼミとなりました.研究室に出入りできない期間も長く,学生のみなさんはたいへんだったと思いますが,M2の就職活動やB4の研究スタートアップ,前期の授業や研究会などもほぼ例年通りに行うことができ,研究面では実りの多い2020年度前期になりました.

COVID-19に関するトピックスとしては,本研究室修了生で共同研究者の馬屋原康高先生(広島都市学園大学准教授)の博士研究に海外から問い合わせがありました.以前,馬屋原先生と曽先生が中心となって開発した咳の音から咳をした時の最大呼気流量(cough peak flow)を推定し咳嗽の強さや排痰能力を評価するアプリを,COVID-19の患者さんに使用したいという申し出です.すでにスペインでこのアプリを使用していただいており,withコロナの時代の遠隔診療に少しでも貢献できればと素晴らしいと思っています.

これから夏休み期間に入りますが,2020年度の広島大学オープンキャンパスは8月17日(月)から8月23日(日)にオンライン開催されることになりました.
https://open.campus.hiroshima-u.ac.jp/
残念ながら例年実施していたオープンラボは中止になり,ビデオによる研究室公開を行う予定です.

このあと8月13日まで第2タームの授業は続きますが,全体ゼミは9月末まで夏休みに入ります.夏休み期間中は各自の状況に合わせて,それぞれ有意義な時間を過ごすとよいでしょう.
大学院博士課程入学試験を受験予定のみなさんは,8月27日,28日の大学院入試に向けてしっかりがんばってください!健闘を祈ります.

ではみなさん,COVID-19に気をつけながら良い夏休みをお過ごしください!