独自の筋シナジー理論とバイオミメティック制御に基づく3Dプリンタ製高機能筋電義手に関する論文が,Science Roboticsに掲載されました.
【論文情報】
・掲載雑誌:Science Robotics
・DOI番号:10.1126/scirobotics.aaw6339
・2018 Journal Impact Factor:19.400
・論文題目:A myoelectric prosthetic hand with muscle synergy-based motion determination and impedance model-based biomimetic control
・著者:古居 彬1,江藤 慎太郎1,中垣 光裕1,島田 恭平1,中村 豪2,増田 章人3,陳 隆明2,辻 敏夫1
1.広島大学大学院工学研究科
2.兵庫県立福祉のまちづくり研究所
3.近畿義肢製作所
https://robotics.sciencemag.org/content/4/31/eaaw6339
https://robotics.sciencemag.org/content/4/31
Science Roboticsは2016年12月に創刊されたScience誌の姉妹誌で,最新のインパクトファクタ(IF=19.400)はロボット工学分野で世界最高を誇ります.
上記論文の掲載に合わせて,2019年6月26日(水)13:30から生体システム論研究室内でプレスリリースを行いました.
当日は,古居彬君を中心に,島田恭平君,曾楊洋君,南木望君,飯島直也君, 大西亮太君, 阪井浩人君,伊賀上卓也君,川野晃輔君,畑元雅璃君の筋電グループメンバーがデモンストレーションを行い,テレビや新聞で紹介されました.筋電グループのみなさん,ごくろうさまでした!
以下の写真はプレスリリースの様子です.今後も世界トップレベルの研究を継続していければと思います.