ババイオリモート&CHRISの研究開発にご協力いただいてる小林 勝さんが毎日新聞で紹介されました.
小林さんは1972年に事故で頸髄を損傷され,約25年間,自宅で療養生活を送られてきましたが,10年ほど前から我々の研究チームの一員としてバイオリモート&CHRISの開発にご協力いただいています.
https://bsys.hiroshima-u.ac.jp/wordpress/pub/img/article/shinano070626.jpg
現在も,M1の杉江 研勇君を中心とする筋電グループのメンバーが(有)追坂電子機器と協力しながらバイオリモートのリニューアルに取り組んでおり,近いうちに2台目のバイオリモートを小林さんの自宅に設置する予定です.
また,MEグループではM2の小松 雄亮君を中心として,(株)デルタツーリングの協力のもと非拘束・非接触ヘルスモニタリングシステムを開発中で,プロトタイプを小林さん宅に設置し睡眠時のバイタルサイン計測実験を行っています.
将来的にはバイオリモートとヘルスモニタリングシステムを統合し,使用者の生活支援と健康支援を同時に実現できればと考えています.
小林さんの最近の様子が毎日新聞で紹介されました.
何事にも非常に積極的で,いろいろなアイデアを次々と実行されており,本当にいつも頭が下がる思いでいっぱいです.
末永くお幸せに!
今後も,バイオリモートのさらなる充実(操作可能機器および使用可能センサの拡充,操作予測やヘルスモニタリングなど新機能の開発,医療・福祉とテクノロジーを融合した支援体制の確立)を図るとともに,小林さんの生活がすこしでも便利に,そして自由になるよう活動を続けていければと思います.
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毎日新聞 2011年9月27日
http://www.f-welfare.net/fukushi/news/2011/10/36436/