博士学位の取得は,大学・高専等の教育研究機関,国・地方自治体などの公的研究機関,大企業の研究所などの研究職への就職を希望している人にとっては特に重要で,最近では博士学位取得が採用の必要条件になっているところもあります.
現在,D3の小島重行さん,竹村和紘さんの博士学位論文審査が進行中です.
本学大学院工学研究科の「学位申請の基準」は以下のページに公開されています.
http://www.hiroshima-u.ac.jp/eng/edgs/p_ddd4b4.html
本研究室が所属するシステムサイバネティクス専攻の課程博士の場合,審査の必要条件は,
・学会誌等学術雑誌論文(ジャーナル論文)2編
・国際会議発表論文(カンファレンス論文)1編
を発表していること(掲載決定を含む.投稿中は除く)です.
(この基準を上回るような研究業績を挙げている場合には,早期修了申請の可能性もあります.)
小島さん,竹村さんは先日行われた博士論文作成着手審査と予備審査に合格し,現在,本審査が開始されました.
最終的な博士学位論文審査会(公聴会)は平成26年8月21日(木)に予定しています.
日時: 平成26年8月21日(木) 13:00-15:00(予定)
場所:広島大学大学院工学研究科中会議室 A1-141
(1) 竹村和紘:人間の主観的力知覚モデルの提案と自動車操作系への応用
(2) 小島重行:体表脈波センシングシステムの開発と自動車シートへの応用
二人ともこの数年間の研究成果をまとめたもので,いずれも素晴らしい内容の学位論文です.
公聴会は一般公開されておりだれでも聴講可能ですので,興味のある方はぜひお越しください.