ニュース

第359回 第46回日本人間工学会中国・四国支部大会に参加しました

2013.12.10

12月8日(日)にサテライトキャンパスひろしま(広島市)で開催された第46回日本人間工学会中国・四国支部大会に参加しました.

日本人間工学会中国・四国支部は,本研究室の前身でもある旧人間工学研究室がその設立と運営に深く関わってきた学会です.
今年度は広島市開催ということもあり,多くの研究室メンバーが参加しました.
http://www.ergonomics.jp/local-branch/chugoku-shikoku/conference/2013/index.html

本研究室から今年度は以下の5件の研究発表を行いました.

共鳴を利用した背部体幹直接音センシングシステムの開発
小島 重行,前田 慎一郎,青井 幸佑,小倉 由美,藤田 悦則,村田 幸治,亀井 勉,辻 敏夫,金子 成彦,吉栖 正生
第46回日本人間工学会中国・四国支部大会講演論文集,pp. 24-25, 2013.

人間の主観的な反力知覚モデルを用いた感性評価 −ステアリングホイール操作系への適用−
竹村 和紘,山田 直樹,新部 忠幸,岸 篤秀,西川 一男,農沢 隆秀,栗田 雄一,辻 敏夫
第46回日本人間工学会中国・四国支部大会講演論文集,pp. 105-106,2013.

対数線形化末梢血管粘弾性モデルを用いた電気刺激に対する自律神経活動評価
松原 裕樹,松岡 玄樹,福地 智宏,平野 博大,平野 陽豊,栗田 雄一,鵜川 貞二,中村 隆治,佐伯 昇,河本 昌志,吉栖 正生,辻 敏夫
第46回日本人間工学会中国・四国支部大会講演論文集,pp. 74-75, 2013.

オシロメトリック法に基づく血管粘弾性の推定
松本 遼,高間 蓮成,伊藤 雅史,平野 博大,平野 陽豊,栗田 雄一,鵜川 貞二,中村 隆治,佐伯 昇,河本 昌志,吉栖 正生,辻 敏夫
第46回日本人間工学会中国・四国支部大会講演論文集,pp. 76-77, 2013.

General Movements評価のためのマーカレス新生児運動モニタリングシステム
中島 翔太,右田 涼,早志 英朗,芝軒 太郎,島 圭介,島谷 康司,栗田 雄一,辻 敏夫
第46回日本人間工学会中国・四国支部大会講演論文集,pp. 84-85, 2013.

4年生の松原裕樹君,松本遼君,中島翔太君にとっては初めての学会発表でしたが,全員,非常に良い発表だったと思います.

学会で研究発表を行うためには,
・オリジナリティを明確にして研究内容を充実させること,
・予稿や発表用スライドなどを期日に合わせて準備すること,
・聴衆の前で制限時間内にわかりやく魅力的な発表を行うこと,
・質問に対して臨機応変に分かりやすく答えること,
など,数多くの課題を克服する必要があります.
学会発表に向けて費やされた膨大な時間とエネルギーは,目に見える形で発表者の力として蓄積されます.
自分自身に対する研究活動のマイルストーンとして,学会発表に積極的に取り組んでいくとよいと思います.

第47回大会は岡山県立大学で開催される予定です.
来年度も多くの研究発表ができるよう,高いレベルの研究成果を目指してがんばりましょう!