平成25年11月9日に兵庫県立福祉のまちづくり研究所創設20周年記念式典・シンポジウムが兵庫県公館において開催されました.
http://web.pref.hyogo.lg.jp/press/20131011_6f5f74af3b9bf75849257c0100071754.html
平成5年10月に設置された兵庫県立福祉のまちづくり研究所では,義肢装具・福祉機器等のリハビリテーション支援技術や安全・安心なまちづくりのための研究などを行っています.
また,兵庫県立リハビリテーション中央病院ロボットリハビリテーションセンンターとともにロボットリハビリテーションの研究に積極的に取り組んでいます.
現在,生体システム論研究室は中央病院ロボットリハビリテーションセンンターと共同研究を実施しており,M2の中村 豪君は兵庫県立福祉のまちづくり研究所の特別研究員(中央病院ロボットリハビリテーションセンター兼務)としてロボットリハビリテーションの研究に取り組 んでいます.
http://www.assistech.hwc.or.jp/kenkyu/group02.html
11月9日に開催された20周年記念シンポジウムでは,「障害者、高齢者の機能・生活改善とロボット技術の融合に向けて」と題してロボットリハビリテーションに関する今後の展開が議論されました.
本研究室では兵庫県立リハビリテーション中央病院ロボットリハビリテーションセンンター,兵庫県立福祉のまちづくり研究所と協力して,これまで培ってきた筋電義手/バイオリモート技術の臨床展開を進めていく予定です.
そして,ユニバーサル社会の実現に向けて,研究室で開発した技術を臨床の現場で役立つレベルにまで高めていきたいと考えています.