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第322回 学術雑誌のフロントページ

2012.11.20

学術雑誌のフロントページで本研究室の論文が紹介されました.

今年は投稿していた学術論文が(例年になく?)順調にアクセプトされており,掲載または掲載決定となった学術雑誌論文は11月20日現在で18編となりました.
そのうち英文ジャーナル(国際誌)に掲載された以下の2編が,掲載号のフロントページで紹介されました.

1編目は,A-lifeグループの服部 佑哉君(D3)が中心となって進めている研究で,Neural Computationという雑誌の表紙に論文中の図が引用されました.
Neural Computationは神経ネットワーク分野ではメジャーな雑誌で,以下のページにImpact Factorは1.884 (2011)と記載されています.

雑誌:http://www.mitpressjournals.org/toc/neco/24/3
表紙:http://www.mitpressjournals.org/action/showLargeCover?issue=40062407
論文:
Theoretical and Evolutionary Parameter Tuning of Neural Oscillators with a Double-Chain Structure for Generating Rhythmic Signals
Yuya Hattori, Michiyo Suzuki, Zu Soh, Yasuhiko Kobayashi and Toshio Tsuji
Neural Computation, Vol. 24, No. 3, pp. 635-675, 2012.

2編目は,筋電グループで新しいリハビリテーションシステムの研究を行っていたアルハン・アクドガンさん(Yildiz Technical University)を中心として行った研究で,IEEE Transactions on Neural Systems & Rehabilitation Engineeringという雑誌の表紙に論文が紹介されました.
IEEE Transactions on Neural Systems & Rehabilitation EngineeringはBiomedical Engineering journalsの中で最も高いImpact Factorを獲得しており,IEEE Xploreには3.436と記載されています.

雑誌:http://ieeexplore.ieee.org/xpl/RecentIssue.jsp?punumber=7333
表紙:http://ieeexplore.ieee.org/stamp/stamp.jsp?tp=&arnumber=6294493
論文:
The Cybernetic Rehabilitation Aid: Preliminary Results for Wrist and Elbow Motions in Healthy Subjects
Erhan Akdogan, Keisuke Shima, Hitoshi Kataoka, Masaki Hasegawa, Akira Otsuka, and Toshio Tsuji
IEEE Transactions on Neural Systems & Rehabilitation Engineering, Vol.20, No. 5, pp. 697-707, 2012.

世界レベルの学術雑誌の表紙で紹介されるのは名誉なことですね.
今後も,世界から注目されるような魅力的な研究成果を発表していければと思います.