日本学術振興会「博士課程教育リーディングプログラム」は,優秀な学生をグローバルに活躍するリーダーへと導くことを目的として国内外の第一級の教員・学生を結集した博士課程前期・後期一貫の学位プログラムのことで,平成23年度からスタートした新しい大学院形成推進事業です.
年間の予算規模は1件当たり1億円から3億円程度で,採択されると最大7年間継続されます.
入学する学生には入学料・授業料免除,就学奨励金の支給等,さまざまな経済的支援が用意されています).
http://www.jsps.go.jp/j-hakasekatei/index.html
広島大学では平成23年度に複合領域型(横断的テーマ)「放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム」が採択され,すでに運用が開始されています.
今年度は以下の2件を応募しました.
http://www.jsps.go.jp/j-hakasekatei/shinseijyoukyou.html
複合領域型(物質):
フェニックスマテリアル科学グローバルリーダー育成プログラム
(ライフ/グリーンイノベーションをリードするグローバル人材の育成)
複合領域型(横断的テーマ):
脳とこころのレジリエンスを育むグローバルリーダー養成プログラム
(グローバル社会の持続的発展を支える人材育成のための医工教連携プロジェクト)
生体システム論研究室では後者のプログラムに参加しており,もし採択されると入学を希望する学生は工学研究科に入学してこのプログラムを選択することになります.
もし採択された場合には平成25年度入学生から運用が開始される見込みです.
全国の主要大学から非常に多くの応募がありかなり厳しい状況ですが,採択されるといいですね.