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第309回 全体ゼミで研究発表

2012.06.12

6月5日,12日に開催した全体ゼミで,4年生7名がはじめての研究発表を行いました.

全員,素晴らしい内容で,はじめての研究発表ということを感じさせないくらい良い発表会だったと思います.
発表の組み立て,研究の進捗状況,話し方,発表態度,質問への対応など,どれをとっても予想を上回る内容で,全力で発表準備に取り組んだ成果がよく表れていました.

全体ゼミで発表を行う目的は以下のような点にあります.

◆研究発表の組み立て方を学ぶこと
◆プレゼンテーション用スライドの作成法を学ぶこと
◆プレゼンテーションでの話し方を学ぶこと
◆人に説明できるレベルにまで研究テーマの理解度を深めること
◆発表できるレベルまで研究を進めること
◆大勢の前で評価されながら研究発表を行うという経験を積むこと
◆予想していないような質問にも対応できる力を養うこと

各自,それぞれの項目に対する達成度を自己評価しておくとよいでしょう.

発表の際に聴講者に強い好印象を残す秘訣は,発表に対する熱意を陽に示すことと自分の能力の高さをアピールすることに尽きると思います.

大きな声で聴衆に語りかけるような発表態度や豊富な実験結果,準備に手間をかけたきれいで分かりやすいスライドには発表者の熱意を感じます.
また,発表や質疑応答の中に能力の高さが表れているような人には大きな魅力を感じます.
「謙譲の美徳」という言葉もありますが,研究発表のような場面では「能ある鷹は爪を隠さず」に,自らの力を積極的にアピールすべきだと思います.

毎回,より高いレベルの発表を目指して全体ゼミ発表に取り組めば,1年後には必ず大きな力が身につくと信じます.
(4年生だけでなく)みなさんの次回の発表に期待しています!