秋から冬にかけて,多くの学術講演会や研究発表会が開催されます.
現在,本研究室では,
・第44回日本人間工学会中国・四国支部大会,
・第20回計測自動制御学会中国支部学術講演会,
・第12回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会,
・第24回日本機械学会バイオエンジニアリング部門講演会,
・2011 IEEE/SICE International Symposium on System Integration,
・17th International Symposium on Artificial Life and Robotics
などに向けて,多くの学生が論文の作成に取り組んでいます.
また11月5日には本学システムサイバネティクス専攻設置後,初の修士論文中間発表会が予定されており,M2の学生はその予稿を作成中です.
これまで進めてきた研究成果を論文としてまとめるためには,少なくとも,
・研究目的,
・従来研究の問題点,
・自分の研究の新規性・独自性,
・研究成果,
・今後の課題
が明確にされておらねばならず,その内容が科学論文としての体裁を備えたきちんとした書き言葉で理路整然とまとめられていなければなりません.
初めて科学論文を執筆する人にとっては非常にたいへんな作業だと思いますが,同時に非常によい経験になると思います.
「客観的かつ論理的に自分がしていることをまとめ,その内容を平易かつ魅力的に説明できる能力」を身につけることができれば,今後,さまざまな場面で役立つでしょう.
現在,論文作成にあたり,各グループごとに多くの院生の人たちが後輩の研究指導を行い,論文作成の助けをしてくれています.
指導してもらった人たちは先輩達に感謝するとともに,いずれ後輩の研究指導ができるようしっかり力をつけていってください.
また設定された締切に遅れることのないよう,スケジュール管理を徹底しましょう.
以下のページに論文作成時に注意してほしい2つのポイントをまとめていますので,ぜひ参考にしてください.
https://bsys.hiroshima-u.ac.jp/wordpress/news/10696
できるだけ高いレベルの論文を目指し,引き続き,がんばってください!
良い論文の完成を楽しみにしています.