生体システム論研究室では,毎年,7月に卒論中間発表会を行っています.
4年生にとってはかなり早い時期での中間発表会ですが,研究室配属後の具体的な目標として最適であり,大学院進学希望者にとっては院試に向けてのひとつの区切りとなります.
前期のうちに卒業研究の内容を進めることにより卒論までの道のりが具体的に見えてきますので,後期の研究計画やスケジュールを自分なりに考え工夫することが可能になります.
また,前期のうちに研究が進んだ人は秋に開催されるいろいろな学会で研究発表を行うチャンスがめぐってきます.
学部生のうちに学会で研究発表をしたり,さらには学会賞を受賞したりという経歴は誰が見ても非常に魅力的であることは間違いありませんね.
7月の卒論中間発表会は4年生にとっては自分自身を大きく成長させる絶好の機会になると思います.
7月6日(火),13日(火)の2日間,今年度の卒論中間発表会を開催しました.
4年生の卒論テーマが決まったのが4月で,実質的には5月頃からの研究開始だったと思いますが,発表者8名全員,全力で研究に取り組んでいる様子がよくわかる非常に良い発表を行ってくれ,なかにはすでにしっかりした研究発表のレベルに達しているような優れた発表もありました.
全体に非常にレベルの高い研究発表会だったと思います.
ただし,各グループの先輩たちの助けがなかったらこれだけの発表はできなかったかもしれませんね.
指導をしてくれた院生の先輩たちに深く感謝するとともに,今回の経験を次回の発表に活かせるよう,良かった点,反省点,今後の課題などを整理しておくといいでしょう.
この後,大部分の人は,夏休み,院試をはさんで,9月以降に研究活動を再開することになります.
各自,前期の総括,資料整理をしっかり行い,自分の卒業研究の理想の完成形について,いろいろと想像してみるとよいと思います.
4年生のみなさん,研究指導を担当してくれた院生のみなさん,おつかれさまでした!