7月6日(月),13日(月)の2日間,2009年度の卒論中間発表会を開催しました.
前回の全体ゼミ発表からあまり時間が経っていないにもかかわらず,発表者12名全員,それぞれ懸命に研究を進めている様子がよくわかり,非常によかったと思います.
なかには驚くべき内容の発表もあり,全体的にレベルの高い研究発表会でした.
4年生の卒論テーマを決めたのが4月で,実質的には5月頃からの研究開始だったと思います.
もちろんスタートの時点では,ほとんどの人が研究テーマに関する十分な知識を持たず,ゼロに近い状態だったのではないでしょうか.
それからわずか2か月余りで今回の中間発表会のような研究発表ができたのですから,その進歩は驚異的です.
おそらく大学に入学してから最も密度の濃い勉強ができたのではないでしょうか.
もちろん,各自,反省点やもの足らなかった点も数多くあるでしょう.
また,もし院生や卒業生の先輩たちの助けがなかったらこれだけの発表はできなかったかもしれませんね.
今回の発表を踏まえて,研究内容に関する知識や技術はもちろんのこと,発表ストーリーの組み立て方,話し方,スライドの使い方,質問に対する回答の仕方,議事録の書き方などなど,客観的に自分の能力をチェックし,より高いレベルを目指して少しずつ前進を続けていくといいでしょう.
この後,夏休み,院試をはさんで,9月から研究活動を再開することになります.
各自,前期の総括,資料整理をしっかり行い,自分の研究の理想についていろいろと考えをめぐらせてみると楽しいと思います.
今回の発表会,みなさんが一所懸命に努力している様子がよく伝わってきました.
素晴らしい発表してくれた4年生のみなさん,研究指導を担当してくれた院生のみなさん,おつかれさまでした!