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第154回 研究室見学会

2008.04.28

4月17日,18日と2日続けて来客があり,研究室の見学をしていただきました.

他大学の研究者や民間企業の方々が研究室に来られたときなどに,研究室の見学を希望されることがあります.
そのときには研究室の内部を見学していただき,いくつかの研究テーマについてはデモンストレーションを行い,研究内容の説明を行ないます.
このような機会は,研究活動を行なっていく上で非常に重要だと考えています.

一般的に,見学会で研究紹介を行なうためには,以下の点を満足している必要があるでしょう.

  1. 見学していただくだけの価値がある研究内容と成果
  2. 研究の特徴を効果的に説明するわかりやすいデモンストレーション内容
  3. 確実にデモンストレーションを行なうことができるだけの信頼性
  4. 説明者の説明能力

見学者に説明を行なうことにより,自分達の研究の課題や不足点が見えてくることはよくあることですし,見学者から有益なコメントや研究のヒントがいただける場合もあります.
もちろん,自分の言いたいことを相手に伝えるためのよい訓練の場でもあり,説明能力を向上するための絶好のチャンスでもあります.
また,デモ準備のために行なう実験装置の整備や研究室内の掃除・片付けは研究室内の雰囲気だけでなく,研究の質を向上させるという効果もあると思います.
乱雑な環境より,整理整頓された環境で行なわれた実験結果の方が信頼できますよね.

来学された方々に見学していただき,十分に満足していただけるような研究内容と研究成果を目指したいと思います.