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第84回 修論中間発表会,終了しました.

2006.07.27

7月24日(月),26日(水)と2日間に渡って開催した修論中間発表会が終了しました.
発表者16名,約7時間に及ぶ長丁場でしたが, 発表者および聴講者のみなさん,お疲れ様でした!

完成度の非常に高い人もいれば,まだ発表ストーリや研究内容が練れていない人まで,さまざまでしたが,全体として気になった点は以下の3点です.

  1. 研究のポイントは明確か
  2. 先行研究のサーベイは十分か
  3. 発表のストーリは効果的か

自分の研究の特徴(オリジナリティ)を常に意識してください.
そして,その特徴の表現が本当に適切かどうか,誇大広告になっていないか,厳しくチェックしてみて ください.
そのためには,先行研究のサーベイが非常に重要です.
年表や分類を適切に 行い,自分の研究との違いを明確かつ具体的に示しましょう.もちろん,似たような研究は見当たらない場合にはそのことを主張すればいいでしょう.
また,いくら研究内容が優れていても,発表のストーリが悪いと研究の良さが伝わり ません.
全体の組み立て,スライドの構成,図や画像,実験内容など,すべてに効果的なス トーリが必要です.
狙いが明確で,かついいシナリオがあれば,聴衆の関心を惹きつけること ができるはずです.

各自,もう一度,今回の発表スライドを見直し,上記の3点をチェックしながら,修
正してみてください.
今後の研究方針や次回の発表に役立つと思います.

もちろん,今回の発表で,全員,修論のゴールは十分に見えたと思います.
また,全員,着実にゴールに近づいていることもたしかです.
年内完結を目指し,できるだけ早めのスケジュールで進めていきましょう.
がんばってください!