京都で行われた第1回複合医工学シンポジウムに参加し,D1のアブドゲニ君,M2の杉山君,M1の三成君の3名が研究発表を行いました.
3分間のオーラル発表とポスター発表でしたが,多くの方々からいろんなコメントをいただき,たいへん有意義だったと思います.
また,最終日に行われた表彰式において,杉山君の発表論文が優秀論文賞に選ばれま した.
ビデオを効果的に使用して説得力のある発表を心がけた結果でしょう.
このような学会で賞を授与され,非常によかったと思います.
杉山君,おめでとう!
この学会,医学と工学の融合領域に関する研究を推進しようというもので,興味深い最新の研究成果が数多く発表されていました.
本研究室の研究テーマに関連しているものも多く,今後の発展が期待されるこの分野に多くの注目が集まって いることを実感させられました.
特に強く感じた点は,
- 電気電子工学・知能機械工学研究の中枢的な役割を担ってきた研究者が複合医工学 分野に参入しはじめていること.
- 工学者が,生体機能の受動的な計測やモニタリングにとどまらず,能動的な制御や 生成といった部分まで積極的に関与しはじめつつあること.
の2点で,本研究室の方向性ともよく一致していました.
この学会と関連して,2005年にはthe First International Conference on Complex Medical Engineeringが高松で開催され,本研究室からも3件の発表を行いました.
第2回複合医工学国際会議は2007年に北京で開催される予定です.
ぜひ参加したいですね!