正式契約も直前に迫り,来週金曜(7/23)には本研究室御用達?のデザイナー梅津氏 が,はるばるつくばから来学してくれます.
7/28のBR研究会までには,ロボットデザインのおお よその目処をつけたいと考えています.
本プロジェクトの正式名称は,平成16年度,平成17年度次世代ロボット実用化プロジェクトプロトタイプ開発支援事業「超学習機能を有するバリアフリーロボットインタフェースシステムの研究開発」
で,研究実施期間は平成16年5月25日 〜平成18年3月20日です.
契約の都合上,正式には広島大学単独の事業となってしまいましたが,実質的には,産総研,マクロデータ,追坂電子機器との共同事業です.
万博では,平成17年6月7日〜20日のロボット・ウィークで展示を行う予定です.
一部の人たちにはすでに話しましたが,いい機会なのでこの通称「万博プロジェクト」に対する私の考え方を簡単に述べておきます.
私は愛知万博賛成派ではありません.
むしろ,反対派です.
この時代に,万博が必要なのか,ロボット展示であれば別の展示会がたくさんあるのにと思います.
たしかに,昔の大阪万博は魅力的で,会場には「未来の世界」が具体的に提示されていたけれど,現在の世界で未来を提示することに果たしてどのような意味があるのか,そもそも未来を提示することなど不可能ではないのかと思います.
ましてや,愛知万博は自然破壊,環境破壊で問題になったことがあり,そに意味でもあまり乗り気はしません.
しかしながら,今回のコンペが日本のトップレベルのロボット研究室を選ぶというよ うな構図になっていたので,このコンペには勝ち残る必要がありました.
結果的に,同一専攻から2つの研究室(生体+ロボ)が選ばれたのは画期的なことで,他大学でもほとんど例はないと思います.
そして,選ばれたからには全力を尽くすのは当たり前のことで,万博会場ではぜひ良いデモンストレーションを披露したいと思っています.
筋電グループメンバーをはじめ本プロジェクト関係者の皆様,ぜひよろしくお願いします!!