7月8日,15日の2日間,2022年度生体システム論研究室卒論中間発表会を開催しました.
生体システム論研究室では,毎年7月上旬に卒論中間発表会を行っています.4年生の卒論テーマが決まったのが4月で,実際に研究テーマに取り組み始めたのは5月頃ですので,7月上旬での中間発表会は時期的にはかなり早い(無茶な?)設定です.しかし,4年生前期の研究活動のマイルストーンとして,また8月の大学院一般入試受験者にとっては院試準備に向けてのひとつの区切りとして,あえてこの時期に中間発表会を設定しています.
今年度は,上田 達也君,岡田佑太君,河本 啓吾君,篠原 大晟君,竹田 悠真君,中川 康太君,中西 大樹君,幡 祐輔君,藤田 真稔君,米井 陸也君の10名が全体ゼミでの卒論中間発表会で発表してくれました.
(なお,医学部医学科4年の山根 陸斗君は7月4日に開催した第76回血管弾性研究会で研究発表を行ってくれました.)
今年度もCOVID-19の影響が続き新加入生の人たちは非常にたいへんだったと思いますが,全員,素晴らしい研究発表で,充実した卒論中間発表会となりました.全力で研究に取り組んだ成果が,研究結果としてだけでなく発表態度や話し方,質疑応答にも目に見える形で表れており,非常に感心しました!
新しいことに挑戦しわずかな期間でこれだけの成果を挙げることができるというのは,各自の能力がいかに高いかという事実を証明したことにほかなりません.自信を持って今後も研究に取り組んでいくとよいでしょう.ただ,各グループの先生や先輩たちの助けがなかったらこれだけの発表はできなかったのではと思います.指導をしてくれた人たちに感謝するとともに,今回の経験を次回の発表に活かせるよう引き続きがんばってください.
学部4年生から大学院にかけての数年間は,新しい知識をまるでスポンジのようにどんどん吸収することができる特別な時期だと思います.研究を始めたばかりの4年生にとっては新しい知識だけでなく,ものごとを進めていくのに必要な実行力を身につける絶好の機会でもあります.今後も,より高いレベルを目指して積極的に行動していくとよいでしょう.
4年生のみなさん,卒論中間発表,おつかれさまでした!