7月3日,10日に2020年度生体システム論研究室卒論中間発表会を開催しました.
生体システム論研究室では,毎年7月に卒論中間発表会を行っています.4年生の卒論テーマが決まったのが4月で,実際に研究テーマに取り組み始めたのは5月頃ですので,7月前半での中間発表会は時期的にはかなり早い(無茶な?)設定です.しかし,4年生前期の研究活動のマイルストーンとして,また8月の大学院一般入試受験者にとっては院試準備に向けてのひとつの区切りとして,あえてこの時期に中間発表を設定しています.
今年度は,池田 開君,兼折 美帆さん,金本 拓馬君,楠 崚斗君,熊谷 遼君,黒田 悠太君,立原 蒼生君,陳 崧志君,橋本 悠己君,増永 准也君の10名が発表してくれました.
今年は新型コロナウィルス感染症の影響で研究室に来れない時期が続き非常にたいへんだったと思いますが,全員,素晴らしい研究発表で,充実した中間発表会となりました.全力で研究に取り組んだ成果が,研究結果としてだけでなく発表態度や話し方にも目に見える形で表れており,非常に感心しました!
新しいことに挑戦しわずかな期間でこれだけの成果を挙げることができるというのは,各自の能力がいかに高いかという事実を証明したことにほかなりません.自信を持って今後も研究に取り組んでいくとよいでしょう.ただ,各グループの先生や先輩たちの助けがなかったらこれだけの発表はできなかったのではと思います.指導をしてくれた人たちに感謝するとともに,今回の経験を次回の発表に活かせるよう引き続きがんばってください.
学部4年生から大学院にかけての数年間は,新しい知識を面白いように吸収できる特別な時期だと思います.研究を始めたばかりの4年生にとっては新しい知識だけでなく,ものごとを進めていくのに必要な実行力を身につける絶好の機会でもあります.今後も,より高いレベルを目指して積極的に行動していくとよいでしょう.
4年生のみなさん,中間発表,おつかれさまでした!