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第538回 Bsys研究会2019

2019.05.08

平成から令和を繋ぐ長いゴールデンウィークも終わり,今日から全体ゼミを再開しました.生体システム論研究室ではこれからも変わることなく,研究/教育に取り組んでいきます.引き続きどうぞよろしくお願いします.

生体システム論研究室では,研究分野ごとの研究会を定期的に開催しています.
研究会では,各グループメンバーだけでなく共同研究者の方々を交えてディスカッションを行います.共同研究者は他学部・他大学の先生方や企業・公的研究機関等の研究者で,その専門分野も電気電子工学にとどまらず機械工学や医学,脳科学,保健福祉,生物学など多岐にわたっています.

2019年度は以下の7つの研究会を開催します.

■筋電義手・バイオリモート研究会
■血管弾性研究会
■メディカル・データ・マイニング(MDM)研究会
■感性ブレイン研究会(旧A-life研究会)
■COI研究会(旧自動車研究会)
■機械学習研究会
■高次脳機能研究会

筋電義手・バイオリモート研究会は発足当時のバイオリモート研究会時代から数えて通算79回(筋電義手研究会は49回),血管弾性研究会は67回,MDM研究会は70回開催しています.
感性ブレイン研究会(旧A-life研究会)とCOI研究会(旧自動車研究会)は通算回数は不明ですが,年数回の開催を10年以上続けています.
また,2017年から機械学習研究会と高次脳機能研究会を新たに立ち上げ,ほぼ毎月開催しています.
いずれも各分野の専門家の先生方と交流ができ,研究会を通じて学界や社会に関する最新の情報を得ることもできる貴重な機会です.

研究会で発表する際には,研究室外の方にもわかりやすく,かつ説得力のあるストーリーを組み立てる必要があり,研究発表の良い訓練になります.4年生のみなさんは最初は緊張すると思いますが,慣れれば必ず落ち着いて発表できるようになります.各分野の専門家の先生方と堂々とディスカッションできるようになれば自分に力がついた証であり,そのことが自信につながっていくと思います.

各研究会とも学問領域の境界を超えた学際的な研究に取り組んでおり,産学連携 /学学連携活動を通じて有意義な研究成果を世の中に発信していければと考えています.