先日,MEグループのメンバーが参加し研究発表を行った第53回日本生体医工学会大会(2014年6月24~26日)において,教育シンポジウム「論文を投稿しよう ― 書き方,多重発表や多重投稿,著作権,利益相反」が開催されました.
http://www.congre.co.jp/jsmbe53/index.html
http://www.congre.co.jp/jsmbe53/pdf/pr03.pdf
ちょうど研究室では,博士課程前期,後期の学生が学術論文の作成に取り組んでいます.
また学部4年生も,今後,卒業論文や学会発表の予稿作成に取り組むことになります.
教育シンポジウムで使用された以下の資料が論文作成に役立つと思います.
■生体医工学分野でアクセプトされる論文を書くには
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmbe/52/1/52_51/_article/-char/ja/
■モノ作り論文~構成から失敗体験まで~
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmbe/52/1/52_58/_article/-char/ja/
論文作成に必要となる基本的な作文技術については,学習院大学名誉教授で物理学者の木下是雄先生の 「理科系の作文技術(中央公論新社, 1981)」によくまとめられています.1981年に出版された本ですが,現在でも毎年重版を重ねています.
http://www.amazon.co.jp/理科系の作文技術-中公新書-624-木下-是雄/dp/4121006240
http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2008/09/post-0989.html
http://cyblog.jp/modules/weblogs/15140
http://www.eng.kagawa-u.ac.jp/~suzuki/lecture/wordsmanship_suzuki.pdf
理系で仕事をする人にとって,論文作成は非常に重要な技術です.
他にもさまざまな論文作成に関する書籍や解説がありますので,学生の間に基本的な作文技術,論文作成技術を身に付けるとよいと思います.