ニュース

第337回 2013年度全体ゼミ発表評価アンケート

2013.04.30

生体システム論研究室では,毎週開催されるの全体ゼミで3〜6名の学生が自分の研究成果に関する発表を行っています.
発表者はプロジェクターを用いて,研究目的,内容,進捗状況,結果,考察などについてプレゼンテーションを行い,一方,聴講者はそのプレゼンテーションを評価します.
評価の方法はアンケート形式で,評価項目は以下のとおりです.

1. 視聴覚・情報機器の使い方は効果的でしたか
2. 発表者の声,話し方は聞き取りやすかったですか
3. 理解すべき重要な箇所が強調されるなど,発表の説明はわかりやすかったですか
4. 発表に対する発表者の熱意を感じましたか
5. 研究内容は興味深いものでしたか
6. 前回の発表からの進展に満足しましたか
7. 総合的に判断して,この発表に満足しましたか
8. コメント(自由記述)

1〜7の項目に対しては4点,3点,2点,1点,0点の5段階評価としていますので,合計点は28点満点です.
全体ゼミ終了後,全員のアン ケート結果を集計して,全評価者による評価合計点の平均点(発表者本人の自己採点分は除く)を計算し,これを各発表者の総合得点としています.
おおむね得点率80%(28点満点ですから22.4点)以上が,優れた発表の目安です.
発表者には総合得点および得点率とともに,記入者名を削除したアンケート結果をフィードバックします.
また発表内容をまとめた全体ゼミの議事録の中で,高得点を獲得した優秀発表者を各学年ごとに表彰しています.

聴講者による発表評価アンケートを行う目的は以下の2点です.

(1) 発表者に聴講者の感想や意見をフィードバックし,発表内容,研究内容を改善するための手掛かりを与えること
(2) 聴講者に緊張感のある積極的な聴講を促すとともに,的確な質問やコメントを行うための能力を訓練すること

全体ゼミでの発表と聴講は自分の力を高めるための絶好の機会であり,はじめは戸惑うと思いますが1年後には必ずその成果が表れます.
発表者は得点率80%以上の上位入賞を目指して,また聴講者は鋭く有意義なコメントができるよう,互いに敬意と思いやりの気持ちを忘れることなく真剣に取り組むとよいでしょう.