広島大学医学部では,2012年度から4年生を対象とした「医学研究実習」(必修)を実施しています.
期間は10月から翌年1月までの4ヶ月間で,国内外における研修・研究・実習等を行うプログラムです.
http://www.hiroshima-u.ac.jp/top/koho_press/press/h2401-12/p_517gc9.html
学生には,実習機関終了までに,
・発表用ポスター
・発表用PPT
・報告書
の作成が義務付けられており,かなり厳しい内容の実習となっています.
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=66021
この医学研究実習を利用して,医学部医学科4年生の藤川皓基君が本研究室に滞在し,MEグループの一員として研究活動を行いました.
研究テーマは「方向依存性対数線形化血管粘弾性モデルの提案と血管内超音波検査装置への応用」で,MEグループが取り組んでいる血管内超音波検査装置IVUSを利用した血管インピーダンス評価の研究です.
1月30日(水),31日(木)には医学研究実習発表会が,また2月1日(金)には表彰式が広島大学霞キャンパス内の広仁会館で開催され,学生107名の中から医学研究実習優秀賞,医学研究実習インプレッシブ賞が表彰されました.
藤川君は見事に医学研究実習インプレッシブ賞を受賞しました!
本研究室ではこれまで医学部の先生方との研究会を定期的に開催していますが,学生間の交流は今回の実習が初めてでした.
互いに良い刺激になったのではと思います.
今後も研究会や医学研究実習を通じて,医工連携活動を推進していければと思います.