2011年の全体ゼミも今日で終了しました.
今年は東日本大震災や福島原発事故といった大きな出来事が重なり,ものごとの価値観が大きく変化するほどのたいへんな一年になりました.
生体システム論研究室にとっても,4月に栗田雄一先生が赴任されるなど,いろんな意味で再スタートの年となりました.
新しい研究への取り組みや就職活動などいろいろと忙しい一年だったと思いますが,研究室全体としても,また研究室メンバー一人一人にとっても,充実した一年になったのではと思います.
これも,研究室スタッフ,学生諸君,多くの共同研究者・研究協力者の皆様をはじめ,本研究室を支えてくださったすべての人たちのおかげです.
ここに改めて御礼申し上げます.
以下,2011年の生体システム論研究室の研究業績をまとめておきます.
- 学術雑誌論文:9編(掲載決定を含む)
- 国際会議論文: 9編(Proceedings印刷中を含む)
- 国内学会発表:28件
- 解説・記事: 2編
- 著書(分担執筆): 1編
- 博士学位論文: 1件
- 招待講演: 1件
- 受賞: 2件
- 展示会: 1件
- 特許: 登録 2件,出願 1件
2010年代に入り,大規模な気候変動や地殻変動,世界規模での政治不信,未曽有の経済危機など,時代はますます混迷の度を深めているように思えます.
こんな時代だからこそ,私たちは自分たちのやるべきこと,自分たちができることをきちんと行い,自分たちの能力にさらなる磨きをかけるとともに,研究室メンバー全員で協力しながら魅力的な研究活動を続けていければと思っています.
来年も研究室メンバーにとって,また本研究室に関わってくださっているすべてのみなさんにとって良い年になるようがんばりましょう!
2012年もどうぞよろしくお願いします.