今年度も7月5日(火),12日(火)の2日間,恒例の卒論中間発表会を開催しました.
生体システム論研究室では,毎年,7月に卒論中間発表会を行っています.
4年生の卒論テーマが決まったのが4月頃で,実質的に研究テーマに取り組み始めたのは5月頃からだったと思いますので,7月初旬の中間発表会は時期的にはかなり早い設定です.
しかし,研究テーマ決定後の具体的な目標として,また大学院進学希望者にとっては院試勉強に向けてのひとつの区切りとして,非常によい経験になったのではと思います.
発表してくれた伊藤 達也君,伊藤 雅史君,佐々木 桂一君,末田 大和君,中村 豪君,早志 英朗君,福地 智宏君,宮本 健太郎君の8名全員,全力で研究に取り組んでいる様子がよくわかる素晴らしい発表だったと思います.
短い準備期間にもかかわらず十分に魅力的な研究発表のレベルに達している人も多くおり,非常に感心しました.
全力で取り組んだ成果が,発表態度や話し方にも目に見える形で表れていたと思います.
各自,自分に研究発表に対して満足できた点,心残りの点などいろいろあるかと思いますが,今回の自分の発表内容をもう一度,見直し,今後の課題や目標をよく整理しておくとよいでしょう.
今回の結果に自信を持ち,より高いレベルを目指してすこしずつ進めていくことが大切です.
もちろん,各グループの先輩たちの助けがなかったらこれだけの発表はできなかったのではと思います.
指導をしてくれた先輩たちに深く感謝するとともに,今回の経験を次回の発表に活かせるよう,引き続きがんばってください.
4年生から大学院にかけての数年間は,新しい知識を面白いように吸収できる特別の時期だと思います.
この時期にどれくらいの力をつけるかによって,その後の人生が大きく変わってくると言っても過言ではありません.
特に,研究を始めたばかりの4年生にとってこの1年は,多くの新しい知識だけでなく,ものごとを主導的に進めていくのに必要な実行力を身につける絶好のチャンスです.
より高いレベルを目指して積極的に行動していくとよいでしょう.
4年生のみなさん,おつかれさまでした!