今年度,生体システム論研究室では,卒業研究として12の研究テーマを用意しました.
先週,これらの研究テーマに取り組む4年生のメンバーを決定しました.
研究テー マ名と担当者は以下のとおりです.
[筋電グループ]
(1) 生体電気信号を利用したサイバネティック・インタフェースに関する研究
■5指駆動型電子義手の筋電制御と操作トレーニングの実現
村上隆治
■双腕動作識別法の提案とサイバーアームの遠隔操作
平松侑樹
■人間-人間インタフェースの提案とリハビリトレーニングへの応用
植野岳
[A-lifeグループ]
(2) 生物行動モデリングとバイオミメティック人工システムに関する研究
■神経-筋回路モデルにもとづくバーチャル線虫ロボットの開発
山田泰隆
■熱帯魚の生体電気信号モニタリング技術の開発と水質汚染検出システムの提案
来山茂央
[メディカルエンジニアリンググループ]
(3) 医療生体信号にもとづく血管ストレスモニタリング技術に関する研究
■シート型センサを利用した非侵襲プラットフォームシステムの構築
小松雄亮
■超音波画像にもとづく動脈硬化症診断支援システムの開発
堀内徹也
(4) 体内埋込型医療機器の開発
■カプセル型内視鏡のための非接触エネルギー・情報伝送システムの開発
久保諒祐
■体内埋込型人工心臓の電磁ノイズ抑制のための研究
斎藤牧紀
[生体グループ]
(5) 生体運動解析と人間-機械システムのバイオミメティック制御
■人間の操作特性に適応するドライビングシミュレータ
中原裕貴
■生体運動制御メカニズムに基づく運動訓練支援システム
井上晴仁
■フォース‐モーション・キャプチャシステム
岡田敏英
これで4年生の所属グループも決定し,いよいよ本格的に今年度の研究活動がスタートします.
今年も,各種プロジェクト,研究会,学会などさまざまなイベントが目白押しです.
また工学研究科の建物リニューアルも予定されています.
グループ内/グループ間でよく連携・協力し,積極的な活動を心がけるといいでしょう.
期待しています!