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平成28年度全体ゼミは今日で終了しました

2月16日(木)の博士学位論文発表会,2月28日(火)の修士論文発表会,2月17 日(金)の卒業論文発表会,いずれも無事に終了し,今日の全体ゼミが平成28年度の最終回となりました.


まず,2月16日(木)に行われた博士学位論文発表会では,岡原 重幸さんがこれまでの研究成果をまとめた博士学位論文の最終発表を行いました.
SCI論文3編で構成された博士論文は博士学位にふさわしい素晴らしい研究内容で,充実した発表会でした.

岡原 重幸
A study on a novel continuous blood viscosity monitoring method for cardiopulmonary bypass
(人工心肺における新しい連続血液粘度モニタリング法に関する研究)


次に,2月28日(火)の修士論文発表会ではM2の9名が発表を行いました.全員,魅力的な研究内容で,M2の最後を飾るにふさわしい堂々とした素晴らしい発表でした.質疑応答の内容もよかったと思います.
発表者と研究題目は以下のとおりです(学生番号順).

江藤 慎太郎
A 3D-printed Electromyographic Prosthetic Hand with Five Independently Driven Fingers and the Implementation of Biomimetic Control
(3Dプリンタで作製した5指駆動型筋電義手の開発と生体模倣制御の実装)

坂本 一馬
Forward and backward locomotion patterns in C. elegans can be generated by connectome-based model simulations
(線虫の前進・後退運動パターンはコネクトームに基づくモデルシミュレーションによって生成できる)

笠原 拓也
Study on the Efficacy of Omnidirectional Images for a Laparoscopic Surgery
(腹腔鏡手術における全天球画像の有効性に関する研究)

岸下 優介
Computational Prediction of Subjective Sense of Force in a Steering Wheel Operation based on Muscle Activity Estimation
(筋活動度推定に基づくステアリング操舵における力知覚量推定手法の提案)

荒川 剛
Influence of the Contact Area Deformation at a Fingertip on Tactile Texture Evaluation
(指先接触面の変化による感性評価への影響の考察)

有國 文也
Quantitative Assessment of Pain During Electrocutaneous Stimulation by Using an Arterial Stiffness Index and Functional Magnetic Resonance Imaging
(血管剛性インデックスと機能的核磁気共鳴画像法を用いた皮膚電気刺激中の定量的疼痛評価)

延川 智範
A Novel Prediction Method of Sudden Onset of Diseases Using a Probabilistic Neural Network
(確率ニューラルネットを用いた体調急変予測法の提案)

三戸 景永
Unconstrained Monitoring of Biological Signals Using an Aortic Pulse Wave Sensor
(体表脈波センサを用いた無拘束生体信号モニタリング)

尾倉 侑也
A Jellyfish Sign Deteciton System Based on Ultrasound Imaging Analysis of Human Carotid Plaques
(ヒト頸動脈プラークの超音波画像解析に基づくジェリーフィッシュサイン検出システム)


2月17日(金)の卒業論文発表会では,B4の10名が卒業研究内容を発表しました.研究内容,プレゼンテーション,質疑応答とも素晴らしい内容で,1年間,全力で取り組んだ研究成果がよくあらわれていたと思います.
発表者と研究題目は以下のとおりです(学生番号順).

木下 直樹
Data Augmentationと次元圧縮による新生児General Movements動画像識別の精度向上に関する検討

関塚 良太
改造ラジコンとAR提示による油圧ショベルのバーチャル操縦体験システム

戸塚 正明
血管弾性インデックスと主観評価に基づく嗅感覚評価法の提案

隅山 慎
血管弾性インデックスに基づく機械的侵害刺激に対する疼痛評価:性格診断を利用した疼痛度評価法の提案

水口 翔太
リカレントニューラルネットに基づくDeep Learningを用いた新生児General Movements動画像識別

静野 大樹
透明疑似指を利用した指先接触面計測装置の開発

萩山 直紀
電磁誘導型触診可能連続血圧計の開発と足背動脈計測への応用

常安 孝輔
空気圧ゴム人工筋を利用した建設作業支援スーツのアシスト力設計に関する考察

市原 和也
匂い分子の物性に基づくラット糸球体の活動パターン予測

橘高 允伸
筋電義手トレーニングへの応用を目的とした没入型VR環境下における人間のリーチング運動の解析


各研究テーマは来年度以降も継続して取り組んでいく予定です.各自,研究内容をもう一度よく精査し,進学する人は今後の研究課題を,研究室を離れる人は引き継ぎの研究課題をまとめておくとよいでしょう.


今日で2016年度の全体ゼミは終了しましたが,2017年度卒業研究テーマ説明会が3月6日(月)に,研究室公開(オープン・ラボ)が3月7日(火)に予定されています. また,3月14日(水)13:00には新しい4年生が研究室に配属され,新年度に向けての活動を開始します.4月5日(水)からは平成29年度(2017年度)の全体ゼミを開始する予定です.

2016年度もあっという間でしたが,研究室としては国際論文(SCI論文)を数多く発表することができ,これまでにないくらい非常に充実した1年だったと思います. 研究室メンバーや研究協力者の皆様をはじめ,生体システム論研究室の運営に関わってくださったすべての方々に改めて厚く御礼申し上げます.

2017年度も引き続き,どうぞよろしくお願いします!


2017/03/01