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研究室運営会議「研究室ミーティング」

本研究室では,毎週水曜日の午前中,研究室ミーティングを開いています.
メンバーは,教員3名+職員2名の計5名のスタッフ,および学生約10名(各研究グループのグループ・リーダ,およびサブ・リーダ,B4,M1,M2の学年リーダ)です.
このうち,学年リーダは輪番制で,学生全員が少なくとも年に何回かは研究室ミーティングに出席することになります.


研究室ミーティングには,大きく分けて2つの目的があります.

第一は研究室全体の運営です.
研究予算の執行計画から会計管理,研究室内の環境整備(一般物品の購入やメンテナンス,部屋の掃除や修繕など),全体ゼミやグループゼミ,見学会,研究室デモ,ゼミ旅行など各種行事の計画・管理・運営,それから予期せぬトラブルへの対応など,研究室内のさまざまなことをできるだけ全員で情報共有しながら運営しています.
昨年度までは,ミーティングに出席する学生としない学生に別れていましたが,今年度からは全員が出席することにより,自分たちで研究室を運営しているんだという感覚を少しでも共有できればと思っています.

第二の目的は,各グループの活動状況の把握です.
グループメンバーの研究進捗状況,学会発表計画,研究に必要な購入物品の検討などを,グループの代表者であるグループリーダとサブリーダが報告してくれます.
彼らには負担が大きく,毎週,準備がたいへんだと思いますが,グループの運営のためにリーダーシップを発揮してがんばってくれています.


この数年間,大学の研究室を取り巻く状況は大きく変化し,研究室を運営するために必要な作業が急激に増加しています.
おそらく,ほぼ全員が多くの仕事や問題を抱え,非常に忙しくしていることでしょう.
また,50名近い人間が共同で生活しているわけですから,いろいろな問題も発生すると思います.
より良い研究室にしていくためには,自分の時間を使って研究室やグループの仕事をしてくれている人たちに感謝すること,それぞれが互いの状況を思いやり,自分ができること,やるべきことをきちんとしていくこと,なにか問題があれば早めにみんなで共有し対処していくこと,この3つが大切と思います.

現在,7月末の中間発表,8月のオープンキャンパス,9月のゼミ旅行などの準備をそれぞれの担当者の人たちが進めてくれています.
できるだけ,みんなで助け合いながら,より高いレベルを目指して工夫していけるといいですね.


2006/07/10