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研究室見学2012

生体システム論研究室では来訪者からの依頼,大学院入学を希望する学生への対応,オープンキャンパス・オープンラボ等の大学行事などに応じて,研究室見学会を開催しています.

見学会では実験装置や学生居室等の施設見学だけでなく,研究内容の概要説明やデモンストレーションを行っています.

見学会は研究PRが主な目的ですが,見学者への説明を通じて自分達の研究の課題や不足点が見えてくることもありますし,見学者から有益なコメントや研究のヒントが得られることもあります.

また,説明者にとっては,説明能力を向上するためのよい訓練の場であり,その場の雰囲気や流れをコントロールする力を養う絶好のチャンスでもあります.


2012年度に入って最初の見学会を4月13日(金)に開催しました.
当日は,兵庫県立総合リハビリテーションセンター,大和ハウス工業など約10名の研究者が来学され,本研究室で開発しているバイオリモートを中心とした研究成果を見学していただきました.

今回は筋電グループとMEグループのメンバーが対応してくれましたが,事前準備からデモ説明まで素晴らしい出来で,見学者の方々にはたいへん喜んでいただくことができました.

以下に,その見学会の様子をまとめてくれた記録の一部を引用しておきます.
関係者のみなさん,ごくろうさまでした!
今年度も見学会を通じて研究内容を社会に発信できればと思います.


デモ内容@:3指義手,5指義手,筋電マウス,Bio-music
実演者:中村,早志,丸元
説明者:中村
場 所:A1-241

【感想】
説明,操作ともに大きな問題は無く,スムーズにデモを行えたと思います.
義手だけでなく筋電マウスやBio-musicにも興味を持って頂けたので良かったです.
質問に対してはもう少し具体的な返答ができるよう心がけていきたいです.

デモ内容A:CHRIS,Bio-Remote(EMG,シェイプセンサ)
実演者:伊藤(達),杉江
説明者:伊藤(達),杉江
場 所:A1-231

【感想】
CHRISの操作を少し失敗してしまいましたが,大きな問題も無くデモを行うことができたと思います.
また,シェイプセンサを用いたBio-Remote操作の反応も良好だったと思います.
今後も,見学者を満足させれるようなデモを心がけていきたいです.

デモ内容B:生体情報モニタリングシステム(エアパックセンサ)
実演者:伊藤(雅)
説明者:伊藤(雅)
場 所:A1-231

【感想】
少し緊張してしまい発表が思い通りにはできませんでしたが,特に大きな問題も無くデモを行うことができたと思います.
マットレスに想像以上の興味を示して頂いたのは非常に良かったのではないかと思います.
今後は緊張せず大きな声で発表できるよう心がけていきたいです.


2012/05/01