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修論中間発表会2011

卒論中間発表会に続いて,7月19日(火),26日(火)の2日間,2011年度の修士論文中間発表会を行いました.

この時期に研究室内で修論中間発表会を行う目的は,修士論文のまとめ方を早い段階で検討し,今後の課題やスケジュールを確認することにあります.
もちろん個人差はありますが,今年度は全体的に順調に進捗しており,それぞれの日頃の研究活動の成果がよく伝わってくる発表会だったと思います.
研究が進んでいる人は,より難易度の高い新しい研究課題にチャレンジしたり,学会発表や論文投稿を検討するなど,積極的に進めていくとよいでしょう.
また,修論のストーリが完成していない人は,新規性や有用性といった研究のポイントを明確にし,魅力的な結論が導けるよう検討してみてください.


毎年恒例の自己評価用のチェックリストを以下にまとめておきます.
各自,今回の中間発表について,もう一度,よく内容をチェックしてみるとよいでしょう.

1.研究題目は研究の特徴や魅力を端的に表しているか,
2.研究の必要性はクリアか,
3.研究目的は明確で説得力があるか,
4.従来研究のサーベイは十分か,
5.従来研究の問題点が明確に示されており,解決すべき研究課題が明示されているか,
6.研究の新規性,オリジナリティが明確になっているか,
7.研究内容の再現性,一般性,普遍性は十分か,
8.研究結果は従来研究の結果と比較して魅力的か,
9.目的に挙げた研究課題が解決されているか,
10.結論は明確か,


今年度のシステムサイバネティクス専攻主催の修士論文中間発表会は11月5日(土)に予定されています.
夏休み期間中の時間を有効に活用し,9月末までには修士論文の内容がおおよそ固まるよう,進めていくとよいでしょう.
M2のみなさん,発表,おつかれさまでした!


2011/07/26