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第41回日本人間工学会 中国・四国支部大会

11月22日(土)に県立広島大学三原キャンパスで開催された第41回日本人間工学会 中国・四国支部大会に参加しました.

日本人間工学会中国・四国支部は,その設立当初から本研究室の前身でもある旧人間工学研究室が深く運営に関わってきた学会で,現在も本研究室が会の運営に協力をしています.
今年度は,三原開催ということもあり本研究室から5名の学部4年生が研究発表を行い,総勢30名を超える学生が学会に参加しました.


研究発表を行ったのは,柿迫 英毅君,川本 敬之君,草野 洋一君,下池 裕樹君,丸山 大海君の5名です.
全員,より良い研究発表を目指して最後まで準備を行った成果が表れており,研究内容,発表内容ともこの5月頃から研究をはじめた学部生とは思えないほど素晴らしいレベルに達していたと思います.
質疑応答も,緊張しながらも落ち着いてよく答えており,感心しました.
答えに詰まる場面も見られましたが,自分の研究の特徴や重要なポイントを考え直すよいきっかけになったものと思います.
今回の経験を活かし,さらに研究を進めていけるといですね.
みなさん,おつかれさまでした.


今年度の学会では,聴講に参加した本研究室の学生諸君が,他大学や企業の研究発表に対して積極的に質問を行っており,この点も非常によかったと思います.
学会で研究発表を聴いてその場で的確な質問やコメントをするというのは,意外に難しいものです.
本研究室では普段の全体ゼミのときに質問を義務付けていますが,これは,
 (1) 聴講した発表のポイントを的確に把握し,
 (2) 自分の意見をその場でまとめ,
 (3) その内容を自分の言葉で説明する.
という能力を身につけることを狙ったものです.
今回の学会ではその成果を実感することができ,その点もたいへんうれしく思いました.


いずれまた学会で発表したり,聴講したりするチャンスが訪れると思います.
全員,自信をもってそのチャンスを活かしていけるよう,これからもがんばってください!


2008/11/25