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辻教授が体調を崩しておられるので、代理で柴がコメントします。

先週、香川大学で日本人間工学会中国四国支部大会があり、研究室から8件の発表を行いました。
全38演題の中の8演題が我々の研究室の発表ということで、本研究室の発表件数は他施設に比べ非常に多く(かつ研究分野も広く)、大変目立っていたと思います。


発表は、初めての人がほとんどでしたが、皆、堂々と発表しており、院生と勘違いされていた4年生もいたと思います。
質疑応答では、頭の中が真っ白になってしまった人もいましたが、共同演者の助けもあって、総合的には高いレベルの発表になっていたと思います。  

ただ、発表者は感じたと思いますが、ほとんどの質問は、予想していた専門的な質問ではなく、研究に至るまでのことを訪ねる質問や、関連研究の質問が多かったと思います。
ここからもわかるように、発表前には、自分の研究のことだけでなく、自分の研究の周辺のことや従来研究を良く調べて見直しておく必要があることがわかります。
次回発表するときには、これを改善すると良いでしょう。

 いずれにしても、学会発表は、いろいろなことを考えるきっかけを作ってくれる非常に良い機会ですので、これをうまく生かせるよう頑張りましょう。


   *来年度の第41回大会は、2008年11月22日、県立広島大学(三原)に決まりました。


2007/12/04